BMW X5とX6に高性能版「M」が登場

2009.04.06 自動車ニュース
BMW X6 M
BMW X5とX6にMバージョン登場

BMW X5とX6に高性能版「M」が登場

独BMW AGは、SUV系モデル「X5」と「X6」に、新たに高性能版「X5 M」と「X6 M」を設定。発売に先駆け、2009年4月5日に2台のオフィシャルフォトを公開した。

 
BMW X5とX6に高性能版「M」が登場の画像
 
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■SUVでもMらしく

BMW「X5」と「X6」に、「M」モデルが設定されることになった。ご存じ「M」は、BMWの関連会社で、BMWのモータースポーツ活動やスペシャルモデルの開発を手掛けるテクノエリート集団。これまでに「M3」や「Z4 M」「M5」「M6」などの高性能モデルをリリースしてきたが、今回の素材は同社にとって初の試みとなるSUVだ。

「X5 M」と「X6 M」では、スタイリングは異なるが、エンジンやトランスミッション、シャシーなどには同様のチューニングが施された。

外観は、標準モデルよりフロントバンパースポイラーの開口面積を広く採り、ボディ同色部位を拡大して、存在感が高められているのが特徴。サイドステップやリアバンパー、エグゾーストパイプがM専用品となるのも、いつもどおりだ。

ホイールは他のMモデル同様、ツインスポークタイプのM専用デザインを採用する。タイヤは、フロントが275/40-20、リアは315/35-20と、前後で異なるサイズのものが与えられた。

足まわりは、セルフレベライザー機能を備えたエアサスが標準装備され、積載状況にかかわらずキャビンをフラットに保つとともに、電子制御ダンパー付きの「アダプティブ・ドライブ」によりロールを減少。フラットで安定した走りを追求した。

BMW X5 M
BMW X5 M
 
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■M5に匹敵する加速性能

注目のエンジンは、新開発ツインスクロールターボ付きの4.4リッターV8。スペックは、最高出力555hp/6000rpm、最大トルク69.4kgm/1500-5650rpm。M5やM6に搭載されるNAのV10(507hp、53kgm)ではなく、ターボ化したV8を搭載したのは、高トルクゆえSUVとのマッチングに優れるためか。その結果得られた0-100km/h=4.7秒という加速性能は、驚くことにM5とまったく同じである。

トランスミッションは、コンベンショナルな6段ATが組み合わされる。「Mスポーツ オートマチック」と呼ばれるこのATは、D、S、Mの3モードを備えているのが特徴。「D」は標準モード。「S」は自動変速で、エンジンを高回転まで使うなどスポーツ走行向け。「M」は手動変速用となる。Mではエンジン回転数が上がっても自動変速は行わず、あくまでドライバーの操作に忠実に動く。また停止状態からの加速度を最大に高める、ローンチコントロール機能も備わる。

内装の専用アイテムは、Mレザーステアリングホイール、メモリー機能付きレザーシート、専用メーターなど。また、車庫入れの際などに障害物の存在を警告するパークディスタンスコントロール、自動ブレーキ機能付きクルーズコントロールといったアメニティ装備が標準となる。

(webCG 曽宮)

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