アルファ・ミト、ついに日本上陸

2009.04.02 自動車ニュース

アルファ・ミト、ついに日本上陸

アルファ・ミト、ついに日本上陸

フィアット・グループ・オートモービルズ・ジャパンは、アルファ・ロメオの新型コンパクト「ミト」を日本に導入。2009年5月16日に販売を開始すると発表した。


アルファ・ミト、ついに日本上陸の画像
スーパースポーツ「アルファ8Cコンペティツィオーネ」(左)と「ミト」(右)。共通するデザインアイデンティティを持つ。
スーパースポーツ「アルファ8Cコンペティツィオーネ」(左)と「ミト」(右)。共通するデザインアイデンティティを持つ。

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■大きめベイビー

「ベイビーアルファ」の愛称でデビュー前から話題となっていた、アルファ・ロメオの新型車「ミト」が、ついに日本にやってきた。アルファ・ロメオの本拠地ミラノと、生産地トリノの頭文字をとって、ミト(=MiTo)と名付けられたこのクルマは、アルファ・ロメオのラインナップ中、もっとも小さなモデルに位置づけられる。

とはいうものの、ボディサイズは全長×全幅×全高=4070×1720×1475mm。「小さい」というイメージが先行しているが、サイズ的にはライバルのひとつと目されるMINIと比べ、370mm長く、35mm幅広く、45mm高い。日本のコンパクトカーの代表格であるホンダ・フィット(3900×1695×1525mm)などと比べてもひとまわり大きいことから、日本的尺度では「やや大きめのコンパクトカー」と分類すべきか。

搭載エンジンは、1.4リッターターボ。そこから155ps/5500rpmのパワーを搾り出す。最大トルクは20.5kgm/3000rpmだが、ミトには「D.N.Aシステム」という飛び道具が備わっていて、これを“ダイナミック”モードに設定すると、トルクは一時的に23.6kgm/3000rpmに増強する。

日本導入モデルは、当面は「1.4Tスポーツ」の1モデルのみで、価格は285万円。トランスミッションは、6段MT仕様のみとなる。


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D.N.A.システムは、トラクション制御の「ASR」や、4輪のブレーキ力配分を行う「CBC」、ブレーキの制動力をコントロールする「MSR」、ステアリングの操舵感を変化させる「DST」などを統合制御する。
D.N.A.システムは、トラクション制御の「ASR」や、4輪のブレーキ力配分を行う「CBC」、ブレーキの制動力をコントロールする「MSR」、ステアリングの操舵感を変化させる「DST」などを統合制御する。

■3つの顔を持つ

センターコンソールのシフトノブ脇に備わっているのが、「D.N.Aシステム」の操作スイッチ。スライド式のこのスイッチで「D」「N」「A」の3モードが選択できる。Dはダイナミックモード。このモードではターボの過給圧にオーバーブースト機構が働き、トルクが約3kgmアップするほか、電動パワーステアリングのアシスト量が少なくなり、手応えのあるステアリングフィールが得られる。またブレーキ制御も切り替わる。「N」はノーマルモード。「A」は、オールウェザーモードで、滑りやすい路面を走る時などに威力を発揮する。

サスペンションは、フロントがストラット式で、リアはトーションビーム式。リアのトーションビームは、高い捻り剛性をもつC型断面構造とし、スタビライザー効果を生み出すという。また、リバウンドスプリング内蔵式ダンパーを採用し、ハンドリングと乗り心地を両立したと謳われる。

日本導入モデルの「1.4Tスポーツ」には、オーディオコントローラー付きレザー3本スポークステアリング、シートヒーター、マニュアルエアコン、CDプレーヤー&MP3プレーヤー、キーレスエントリー、D.N.Aシステムなどが標準で装備される。レザーシート(ポルトローナ フラウ社製)はオプション設定となる。

(webCG 曽宮)

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