【スペック】全長×全幅×全高=4415×1795×1475mm/ホイールベース=2625mm/車重=1490kg/駆動方式=4WD/2.5リッター水平対向4DOHC16バルブターボ・インタークーラー付き(300ps/6200rpm、35.7kgm/2800-6000rpm)/価格=315万円(テスト車=340万2000円/HDDナビゲーションシステム=25万2000円)

スバル・インプレッサ WRX STI A-Line(4WD/5AT)【試乗記】

見た目は同じだけど…… 2009.03.30 試乗記 スバル・インプレッサ WRX STI A-Line
……340万2000円
「インプレッサWRX STI」にATモデルが追加された。2.5リッターエンジンを組み合わせた新グレード「A-Line」に試乗。その走りとは。

排気量アップ、価格はダウン

スバルは、WRC撤退を決めたことで、いい意味で気持ちの切り替えができたのかもしれない。2009年2月「スバル・インプレッサWRX STI」のマイナーチェンジとともに追加された「A-Line」は、現行WRX系初の2ペダルであるうえに、水平対向4気筒の排気量をWRCのレギュレーションに準じた2リッターから2.5リッターに拡大していたからだ。

スポーツカーであっても2ペダルを用意するのは、世界的な趨勢である。ライバルの「三菱ランサーエボリューションX」もデュアルクラッチMTを導入している。だからAT追加は当然といえるけれど、そこに2リッターではなく、あえて扱いやすい性格の2.5リッターを組み合わせた点に好感がもてる。

実はこのエンジン、欧米向けのSTIに積まれているものだ。300ps/35.7kgmというスペックは、2リッターSTIの308ps/43.0kgmには及ばないけれど、昨年発売された「レガシィアウトバック2.5XT」の265ps/35.7kgmは上回る専用チューンである。

それ以外では、4WDシステムがDCCD(ドライバーズコントロールセンターデフ)式から電子制御のVTD-AWDになるとともに、リアLSDはトルセンからビスカスに、フロントシートはアルカンタラ/本革からファブリック/合成皮革のコンビにチェンジしている。ブレンボ製ブレーキキャリパーやフロント・ヘリカルLSDが省かれるという違いもある。だけど、エクステリアは18インチのホイール/タイヤを含めて共通だ。

気になる価格は315万円で、大排気量エンジンとATを搭載しながら、2リッター(368万5500円)より50万円以上安い。これはお買い得だ! と多くの人が思っただろう。僕も同じ気持ちを抱きつつ、クルマをスタートさせた。

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