BMWの最上級セダン「7シリーズ」、5代目がデビュー

2009.03.24 自動車ニュース
新型「BMW750Li」
BMWの最上級セダン「7シリーズ」、5代目がデビュー

BMWの最上級セダン「7シリーズ」、5代目がデビュー

BMWジャパンは2009年3月24日、フラッグシップセダン「7シリーズ」の新型を日本に導入、販売を開始した。

長い鼻先と後ろ寄りのキャビンが印象的なサイドビュー。ルーフ、ドア、エンジンフード、フロントフェンダーなどをアルミ製とすることで、軽量化が図られた。
長い鼻先と後ろ寄りのキャビンが印象的なサイドビュー。ルーフ、ドア、エンジンフード、フロントフェンダーなどをアルミ製とすることで、軽量化が図られた。
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■サイズ変わらず、押し強く

既報のとおり、欧州で2008年11月にデビューした新型BMW7シリーズが、日本上陸をはたした。
5代目となるニューモデルは、「存在感」「際立ったスポーツ性」「明確なエレガンス」がデザインのキーワード。他のBMW車でもおなじみの4灯式ヘッドランプやL字型テールランプを備えつつ、BMWの特徴であるキドニーグリルを大型化するなどして押し出し感を演出。前後バンパー部に水平のクロームバーを添え、ワイド感も強調した。
実際の寸法は、全長×全幅×全高=5070×1900×1490mmで、ホイールベースは3070mm(740i)。先代モデルに比べれば全長が30mm長くなったに過ぎないが、ホイールベースは80mmも延びている。

一方、インテリアは、前席部分はセンターコンソールが運転席側を向くドライバーオリエンテッドなデザイン。クロームで縁取られ照明にもこだわったメーターパネルなどが高級感を添える。対する後席は高級セダンらしいゆとりを追求し、ホイールベースを140mm延長したロングバージョン「Li」グレードもラインナップする。

740i/740Liに搭載される、3リッター直6ツインターボエンジン。2010年には、ハイブリッドモデルがラインナップに加わる予定だ。
BMWの最上級セダン「7シリーズ」、5代目がデビュー

■ターボエンジン2本立て

日本市場向けのエンジンは、「740i/740Li」に搭載される3リッター直6ツインターボエンジン(326ps/5800rpm、45.9kgm/1500-4500rpm)と、上級グレード「750i/750Li」の4.4リッターV8ツインターボエンジン(407ps/5500rpm、61.2kgm/4500rpm)の二本立て。それぞれ先代の4リッターV8(740i)、6リッターV12(760Li)に匹敵するトルクを発生しながら、10・15モードの燃費値で勝るなど、パワーと環境性能の両立を図ったという。なお、組み合わされるトランスミッションは、全車6段ATだ。

足まわりは、フロントサスペンションをマクファーソン・ストラットからダブルウイッシュボーン式に変更。リアは「インテグラルVリア・アクスル」と呼ばれるマルチリンク式が基本で、ロングホイールベース版にはエアサスペンションが標準で備わる。
「インテグレイテッドアクティブステアリング」と呼ばれる、車速順応型の操舵システムも注目のメカニズムだ。60km/h以下では前輪と逆方向に後輪を最大3度まで操舵。最小回転半径が0.7mも小さくなる。逆に80km/h以上では、後輪に最大3度まで前輪と同方向の舵角を与え、高速走行における車線変更時などの走行安定性を高めるという。

ロングバージョンの後席。9.2インチモニターと独立型iDriveコントローラーを備えるエンターテインメントシステムは、オプションで選べる。
ロングバージョンの後席。9.2インチモニターと独立型iDriveコントローラーを備えるエンターテインメントシステムは、オプションで選べる。
リアビュー。マフラーエンドは全車、レクサス車に見られるようなバンパーインタイプになっている。
リアビュー。マフラーエンドは全車、レクサス車に見られるようなバンパーインタイプになっている。

■揉まれる観られる、リアシート

安全装備の充実ぶりは、フラッグシップならではといったところ。見通しの悪い路地などで視認性を高めるサイドビューカメラや、ステアリングホイールを振動させて車線の逸脱をドライバーに警告するレーンディパーチャーウォーニング、夜間に300メートル先の人や動物を捉えられるナイトビジョンなどがオプションで用意される。
さらに、マッサージ機能や左右独立型のエンターテインメントシステムもオプションで選択可能。後席の住人に快適な空間を提供する。

価格は、以下のとおり。

・「740i」:1010.0万円
・「740Li」:1080.0万円
・「750i」:1200.0万円
・「750Li」:1330.0万円

(webCG 関)

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