日産が2台のコンセプトカーを発表【ジュネーブショー09】

2009.03.06 自動車ニュース

【ジュネーブショー09】日産が2台のコンセプトカーを発表

【ジュネーブショー09】日産が2台のコンセプトカーを発表

日産自動車は、ジュネーブショーで2台のコンセプトカー、「インフィニティ・エッセンス」と「ニッサン・カザーナ」を発表した。

■インフィニティ・エッセンス、トータル592psのハイブリッドスポーツ

日産の高級ブランド「インフィニティ」が北米に進出したのは1989年のこと。その20周年を記念して企画されたラグジュアリースポーツが、「エッセンス」だ。

流麗なフォルムは、日本の伝統美や艶やかさをダイナミックに表現したもので、今後のインフィニティデザインの方向性を示したという。ロングノーズ、ショートデッキという古典的スポーツカースタイルとは裏腹に、全長4.7mのボディには最新のテクノロジーが隠されている。

ボンネットの下には、ガソリンエンジンとモーターを組み合わせたパラレルハイブリッドシステムを搭載。ツインターボを備えた3.7リッター直噴ガソリンエンジンは434psを発生する。

これに組み合わされるのが薄型ディスクタイプの「3Dモーター」で、電磁コイルと永久磁石の配置を最適化することにより、従来のモーターに比べて約2倍のトルクを発生。これをエンジンとトランスミッションの中間に配置することで158psを追加し、トータル592psを実現する。駆動方式はFRだ。

ラグジュアリースポーツらしい演出として、ラゲッジスペースにぴったり収まる専用バッグをルイ・ヴィトンが手掛けているのも注目だ。トランクリッドを開けるとフロアが後方にせり出し、簡単にバッグが出し入れできる機構も備わっている。

■カザーナ、2010年に量産化を目指す

もう1台のコンセプトカーが小型クロスオーバーの「カザーナ(QAZANA)」だ。「ムラーノ」「デュアリス」など、5ドアの新しいデザインをクロスオーバーという形で表現してきた日産が、よりコンパクトなクラスにもラインアップを広げるのが目的だ。

全長×全幅×全高=4060×1780×1570mmのボディは、大きなホイールアーチと2ドア風のスポーティなスタイルが特徴。2010年、日産はカザーナのコンセプトを受け継ぐ市販モデルの市場投入を目指していて、イギリスのサンダーランド工場での生産を計画している。

(文=生方聡)

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