「ITS-SAFETY 2010」開催される

2009.02.24 自動車ニュース
安全運転支援システムを搭載した公道試乗用車両の一部。左から「三菱デリカD:5」「ホンダ・オデッセイ」「レクサスLS」。
世界一安全なクルマがお台場に!「ITS-SAFETY 2010 公開デモンストレーション」開催

世界一安全なクルマがお台場に!「ITS-SAFETY 2010 公開デモンストレーション」開催

2009年2月25日から28日まで、東京・台場で「安全運転支援システムの今」を広くPRするための合同イベントが開催される。

『webCG』取材班が公道同乗試乗中の「スズキ・ワゴンR」。
世界一安全なクルマがお台場に!「ITS-SAFETY 2010 公開デモンストレーション」開催

■「ITS-SAFETY 2010」って?

交通事故を未然に防ぐことを目的とした「ITS(Intelligent Transport System〜高度道路交通システム)」。
これは運転者から見えない範囲の交通状況について、通信技術を用いて情報提供、注意喚起、警報などを必要に応じて行う安全運転支援システムであり、出合い頭や見通しの悪い道路などでの事故回避対策として期待されている。

「ITS-SAFETY 2010」とは、世界一安全な道路交通社会の実現を目指し、官民連携してこのシステムを2010年度から実用化するための取り組みである。
内閣官房、警察庁、総務省、経済産業省、国土交通省らが中心となって構成される「ITS推進協議会」が主体となり、自動車メーカーはじめさまざまな企業や関係団体の協力のもと、今年度から大規模な実証実験を全国9つの地域の一般道および高速道路において実施している。

トンネルや渋滞頻度の高い箇所の交通状況について、カメラ映像による静止画を表示し、さらに最新の道路交通情報を提供することによってルート選択を支援する「前方状況情報提供システム」。「ワゴンR」のディスプレイに、現在地より約1km先の東京港トンネル内の状況が表示されている。
世界一安全なクルマがお台場に!「ITS-SAFETY 2010 公開デモンストレーション」開催
右折時に対向車線に接近してくる直進車がいる場合、ドライバーに画像と音声で注意を喚起する「右折時衝突防止システム」。
世界一安全なクルマがお台場に!「ITS-SAFETY 2010 公開デモンストレーション」開催
屋内展示会場に設置されていた安全運転支援システム体験シミュレーター。
世界一安全なクルマがお台場に!「ITS-SAFETY 2010 公開デモンストレーション」開催

■安全支援システムを体験

この大規模実証実験の一環として、官民一体となって「安全運転支援システムの今」を広く内外にPRするための合同イベントが「ITS-SAFETY 2010 公開デモンストレーション」。2009年2月25日から28日にかけて、東京・臨海副都心地区(台場)で開催される。

「日本科学未来館」を中心とする会場では、公道試乗会、屋内・屋外展示会、シンポジウムなどのプログラムが実施される。一般公開に先立って24日、安全運転支援システムのプレス向け体験試乗会が行われた。

試乗会に車両を提供したのは、トヨタ、日産、ホンダ、マツダ、三菱、富士重工、スズキ、メルセデス・ベンツ、フォルクスワーゲンなど14社で、基本的に全車共通のシステムを搭載している。イベントスタッフの運転により、首都高速を含むお台場周辺の道路を50分にわたって走行。その間、車載のディスプレイに映る画像と音声で運転者に情報を提供し、注意を喚起するというものである。

すでに参加申し込みは終了しているが、26日から28日には一般参加による同様の公道試乗会が実施される。また、これとは別に屋外会場の特設コースにおける「ACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)」と「PCS(プリクラッシュセーフティ)」の体験試乗も実施され、こちらは当日申し込みで参加可能。

なお、上記の「試乗」イベントを除く屋内および屋外展示の見学は申し込み不要で、25日から28日まで行われている。もちろん入場は無料。詳しくは下記サイトまで。

「ITS-SAFETY 2010 公開デモンストレーション」
http://www.its-safety2010.jp/

(文と写真=田沼 哲)

屋外展示会場には乗用車のみならず、こうした大型車や二輪車メーカーも展示を行っている。
世界一安全なクルマがお台場に!「ITS-SAFETY 2010 公開デモンストレーション」開催
「ACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)」と「PCS(プリクラッシュセーフティ)」の体験試乗が実施される特設コース。
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