アウディ、A4に「オールロードクワトロ」を追加

2009.02.19 自動車ニュース

アウディ、A4に「オールロードクワトロ」を追加

アウディは、基幹モデルの「A4」シリーズに、オフロード色を強めたクロスオーバーモデル「A4オールロードクワトロ」を追加した。

■さらに手頃なクロスオーバーモデル

アウディは、クロスオーバーの代名詞ともいえる「オールロードクワトロ」をA4シリーズにも拡大、2009年2月にヨーロッパで発表した。

A4オールロードクワトロは、「A4アバント」をベースに、最低地上高を180mmに高めるとともに、ボディ前後のステンレス製アンダーガードやオーバーフェンダーなどにより、悪路走破性とオフロード色を強めたモデル。さらに、オールロードクワトロ専用のフロントグリルや17インチ7アームアルミホイールなどの採用によって、これまでA6のみだったオールロードを、ひとまわり小さいボディで表現している。

駆動方式は全車にフルタイム4WDを採用。他のA4シリーズ同様、通常は前40:後60でトルクを配分し、路面状況によっては前輪に65%、後輪に85%まで配分を高める新世代クワトロとした。エンジンは、2リッターガソリン直噴ターボ「2.0TFSI」(211ps)、2リッターディーゼルターボ「2.0TDI」(170ps)、そして、3リッターディーゼルターボ「3.0TDI」(240ps)の3種類が用意され、2.0TDIには6段マニュアルが、2.0TFSIと3.0TDIにはデュアルクラッチギアボックスの7段Sトロニックが組み合わされる。

サスペンションは、A6オールロードクワトロがエアサスペンションを採用するのに対し、A4オールロードクワトロではコイルスプリングとダンパーという一般的なタイプを採用。車高調整機能は失われるが、「アウディドライブセレクト」により、ドライバーの好みでダンパーの減衰力を選択することは可能。またアウディドライブセレクトは、スロットルレスポンスやパワーステアリングのアシスト量も変更することができる。

A4オールロードクワトロ独自の機能としては、路面状況により、ESPの動作をオフロード向けに自動的に変更するORD(自動オフロード検知機能)が挙げられる。

このような内容のA4オールロードクワトロ、ヨーロッパでの価格は3万7100ユーロからで、初夏にもヨーロッパ市場に導入される。日本にはいまのところ導入の予定はないというが、A6オールロードクワトロがラインナップから消えた現状では、ぜひ導入を検討してほしいモデルである。

(文=生方聡)

 
アウディ、A4に「オールロードクワトロ」を追加の画像
 
アウディ、A4に「オールロードクワトロ」を追加の画像
 
アウディ、A4に「オールロードクワトロ」を追加の画像
 
アウディ、A4に「オールロードクワトロ」を追加の画像

この記事の大きな画像を見るためには、画像ギャラリーをご覧ください。

A4オールロードクワトロの他の画像を見るためには、写真一覧をご覧ください。

関連記事
  • アウディA4オールロードクワトロ(4WD/7AT)【試乗記】 2014.12.11 試乗記 2010年の登場以来、限定車として発売されては完売を繰り返してきた「アウディA4オールロードクワトロ」が、いよいよカタログモデルに昇格した。“道を選ばぬ万能車”の実力を確かめるために、東京~箱根のワンデイツーリングに出た。
  • アウディA4アバント1.4 TFSIスポーツ(FF/7AT)【試乗記】 2016.12.26 試乗記 ダウンサイジングターボエンジンやApple CarPlay、渋滞時の運転支援システムなど、先進機能を備えた「A4アバント1.4 TFSIスポーツ」に試乗。筆者が「未来を感じた」という背景には、アウディのクルマづくりへの真摯(しんし)な姿勢があった。
  • シトロエンC4カクタス(FF/5AT)【試乗記】 2016.12.28 試乗記 シトロエンの小型クロスオーバーモデル「C4カクタス」に試乗。1.2リッター直3自然吸気エンジンと5段ETGがもたらすのんびりとした走りには、どこか「2CV」に通じる、フランス車の原点的な味わいがあった。
  • レクサスLC500h(FR/CVT)/LC500(FR/10AT)【海外試乗記】 2016.12.23 試乗記 間もなくローンチされるレクサスの新型ラグジュアリークーペ「LC」。同ブランドが初めて挑戦するラージサイズクーペは、どのようなキャラクターを持ち合わせているのか? その出来栄えをスペインで試した。
  • アウディQ5 2.0 TFSIクワトロ/Q5 3.0 TDIクワトロ【海外試乗記】 2016.12.15 試乗記 フルモデルチェンジした「アウディQ5」を試すため、リポーターはメキシコへ。大ヒットモデルは、どのような進化を果たしたのか? ガソリンターボモデルと、従来型では国内未導入だったディーゼルモデルの試乗を通じて、そのポイントを探った。
ホームへ戻る