【スペック】全長×全幅×全高=3890×1695×1680mm/ホイールベース=2530mm/車重=1210kg/駆動方式=FF/1.5リッター直列4気筒DOHC16バルブ(109ps/6000rpm、15.1kgm/4400rpm)/価格=191万1000円(テスト車=237万8250円/バイキセノンヘッドランプ+VDC=12万6000円/カーウィングスナビゲーションシステム=30万9750円/ラウンジブラウンインテリア+木目調インストアッパーフィニッシャー=3万1500円)

日産キューブ15G(FF/CVT)【試乗記】

これは「ZENカー」だ! 2009.01.26 試乗記 日産キューブ15G(FF/CVT)
……237万8250円


日本にはダメな部分もたくさんあるけれど、世界に誇れるものもあるのではないか。新型「日産キューブ」は、そんな大げさなことを考えさせてくれたのだった。
メーカーオプションのラウンジブラウンというインテリアカラーのシートはベロア地。最初は(オジサンが行くほうの)クラブっぽいと思ったけれど、若者が行くほうのクラブもこんな感じらしい。
日産キューブ15G(FF/CVT)【短評】

ヨーロッパ車とは違う柔らかい雰囲気

恥ずかしながらつい最近知りましたが、フランスでは「ZEN」という言葉を普通に使っているらしい。そうです、エッチなことを考えると和尚さんに後ろから棒で叩かれる「禅」の「ZEN」。

TGV(高速鉄道)には子どもの乗車や携帯電話の使用を制限して静けさを保つ「ZEN車両」というのがあるというし、「Soyez zen!」(落ち着いて!)という言い回しも一般的とのこと。「ZEN」は、「落ち着きがある」「知的」「クール」「おだやか」というポジティブな意味で使われているようだ。
で、日産キューブは「ZEN CAR」という評価を受けるのではないか、と思うわけです。いや、フランスだったら「ZEN AUTOMOBILE」か。そのへん、英語もフランス語も不得手なもんであまり突っ込まんでください。

「15X」でオプション、「15G」で標準装備となる「SHOJIシェード」。
写真をクリックするとガラスルーフとSHOJIシェード、ロールブラインドの3ウェイシェードが見られます。
日産キューブ15G(FF/CVT)【短評】

とにかく、 先代まで日本専用モデルだったキューブ、3代目となる新型より北米とヨーロッパへの輸出が始まるのだ。ヨーロッパではこのクラスのコンパクトカーであっても強くて速くて小生意気なコンセプトが主流であるから、穏やかで柔らかなキューブの“和テイスト”はかなりのインパクトを与えるはず。現に、先代の2代目キューブは正規輸出していなかったのにもかかわらず、ヨーロッパでカルト的な人気を得ていたという。

海外輸出をニラんでひと回り以上大きくなったボディのデザインは、先代のコンセプトを引き継いだもの。サングラスをしたブルドッグをモチーフにしたというユーモラスなフロントマスク、ボリューム感を増したリアの造形、凝った窓枠のデザイン処理などが目新しいけれど、のほほんとした全体のムードは変わらない。

左右が非対称となっているリアドアの向きは、左ハンドル仕様ではひっくり返る。
日産キューブ15G(FF/CVT)【短評】

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