【スペック】全長×全幅×全高=4600×1820×1300mm/ホイールベース=2560mm/車重=1980kg/駆動方式=FR/6.2リッターV8DOHC32バルブ(525ps/6800rpm、64.2kgm/5200rpm)/価格=1939.0万円(テスト車=2107.0万円/AMGパフォーマンスパッケージ=168.0万円)

メルセデス・ベンツSL63AMG(FR/7AT)【試乗記】

忘れるまでに時間がかかる 2009.01.23 試乗記 メルセデス・ベンツSL63AMG(FR/7AT)
……2107.0万円

SLシリーズの中でも、ひときわ個性的な外観と超絶のパワーを併せ持つスーパースポーツ「SL63AMG」。 その魅力にはまると、なかなか元には戻れない!?

目に心地よい威圧感

「SL63AMG」に初めて触れた時の衝撃は、今でもはっきり覚えている。2008年6月のマイナーチェンジで凄みを増したSLのボディは、AMGモデルでさらに迫力をアップ。そのフォルムは一発で僕の目に焼き付いた。威圧的だが、ずっと眺めていたいデザイン。そんな風に思ったものだった。

そしてエンジンをかけた瞬間、エグゾーストノートが周囲の空気をビリビリと振動させた。僕の体には鳥肌が立った。

僕は大きな排気音が好きなわけではない。でもSLの排気音には、妙に惹かれるものがあった。詳しくは後述するが、フェラーリやランボルギーニといったスーパーカーに勝るとも劣らないドラマチックな音を奏でるのだ。

走りだした後も高まったテンションがしぼむことはなかった。見た目の迫力に引けを取らない怒濤の加速力を示し、ワインディングではコーナーを軽快にパスするフットワークを見せる。サスペンションには、ダンパーの設定を変化させるスイッチが付いているのだが、この設定を変える車両の挙動は大きく変化する。

首まわりに温風を吹きかける、標準装備の「エアスカーフ」が、ウインタードライブの快適性を高る。
首まわりに温風を吹きかける、標準装備の「エアスカーフ」が、ウインタードライブの快適性を高る。
マフラーは、左右2本だしのデュアルタイプ。
マフラーは、左右2本だしのデュアルタイプ。

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