ロータスのミドシップ2+2、「エヴォーラ」お披露目!

2009.01.16 自動車ニュース

ロータスのミドシップ2+2、「エヴォーラ」お披露目!

英国ロータスカーズの正規輸入代理店であるLCIは2009年1月16日、本年中に発売が予定される2+2のミドシップスポーツカー「エヴォーラ」のお披露目を行った。

■空間を無駄にしない

2008年ロンドンモーターショーでワールドプレミアを果たした「ロータス・エヴォーラ」が、日本で初公開された。会場に置かれた「エヴォーラ」は、量産型に最も近いプロトタイプで、ショーなどに出展されたモデルだ。
なお車名となる「エヴォーラ(EVORA)」は、「EVOLUTION(進化)」の「E」、「VOGUE(時代の、新しい)」の「VO」、「AURA(オーラ)」の「RA」が組み合わされたもの。「進化した新しいオーラを持つクルマ」という意味が込められている。

会場で車両の解説をした、ロータスカーズのビークルエンジニアリングディレクターであるロジャー・ベッカー氏は「空間を無駄にしないことが、一番の開発ポイント」とコメントした。
重心を低く、コンパクトにというスポーツカーの要素をそのままに、4人乗車を、しかもミドシップで成立させるパッケージングデザインには、苦労があったという。
さらに全く新しいデザインのエクステリアながら、笑い顔のようなフロントマスクやリアビューなどで、「一目でロータスとわかる」ことも心がけたそうだ。

そのディメンションは、全長×全幅×全高=4344×1848×1219mm、ホイールベースは2575mmで、シャシーはエヴォーラのために新しく作られたもの。
軽量と高剛性を特徴とする、押し出しアルミをリベットと接着剤で接合する技術は、エリーゼと同様のものだが、ねじり剛性を大幅にアップさせたという。車重は2+2で1350kg。

フロントには革張りとなるレカロ製のリクライニングスポーツシートが収まり、+2部分のリアシートはISOFIXに対応する。
なお、シートは2+2のほか、2シーターも選ぶことができる。

■900万を切る価格に

ミドに搭載されるエンジンは、トヨタ製の3.5リッターDOHC V6のVVT-i(可変バルブタイミング機構)ユニット。最高出力は280ps/6400rpm、最大トルクは34.9kgm/4700rpmを発生する。トヨタにはラインナップのない、6段MTが組み合わされるため、若干手が加えられた。

サスペンションは鍛造アルミ材が用いられたウィッシュボーン形式。ここに、ビルシュタインダンパー+アイバッハスプリングが組み込まれる。
ブレーキにはフロント、リアともに、APレーシング製の4ピストンキャリパーが採用された。

油圧パワステ、ABS、トラクションコントロールは標準装備。さらにオプションで、タッチスクリーン式のアルパイン製カーナビやiPod接続端子などを含む「Tech Pack」、走りを楽しむ向きにはスポーツセッティングが施される「Sport Pack」、内装をラクシャリーにする「Premium Pack」が用意される。

日本では2009年夏頃の発売が予定されている。ハンドル位置は左右両方が用意されるが、左ハンドルは受注生産となるという。さらに将来的にはATモデルの追加もあることがアナウンスされた。
正式価格は明かされていないが、900万円を切る価格に設定されるようだ。

(webCG 本諏訪)


ロータスのミドシップ2+2、「エヴォーラ」お披露目!の画像 拡大

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横置きされるV6エンジンの後方には、160リッターの容量のラゲッジルームが備わる。
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