【スペック】335i:全長×全幅×全高=4540×1800×1440mm/ホイールベース=2760mm/車重=1620kg/駆動方式=FR/3リッター直6DOHC24バルブ・ターボチャージャー(306ps/5800rpm、40.8kgm/1300-5000rpm)/価格=673万円(テスト車=714万6000円/メタリックカラー(プラチナブロンズ)=7万5000円/電動ガラスサンルーフ=17万円/スピーチコントロール=6万9000円/HiFiシステム・プロフェッショナル・ロジック7=10万2000円)

BMW335i(FR/6AT)/325iツーリング(FR/6AT)【試乗記】

睨み顔の優等生 2009.01.15 試乗記 BMW335i(FR/6AT)/325iツーリング(FR/6AT)
……714万6000円/651万5000円


2008年11月にマイナーチェンジを受けた「BMW3シリーズ」。数々の日本専用装備が盛り込まれた後期モデルに試乗した。

全幅を1800mmに短縮

BMW3シリーズが登場3年を経てフェイスリフトを受けた。とは言っても、いわゆるDセグメントのプレミアムカーでトップシェアを誇る人気モデルだけに、無理に大きく変えるつもりは無かったと見受けられる。要するに化粧直しといった程度の内容なのだが、しかし、その熟成度は確実に高まっている。 

変更点としてもっとも大きいのは外観だ。フロントまわりでは2本のリブが追加されたボンネットに大型化されたグリル、立体的なうねりが加えられたフロントバンパー、そしてLEDターンシグナルを採用したライトユニットと、ほぼすべての部品が新しくなっている。リアビューも、テールランプがLED化と同時に伝統のL字型に近づき、トランクリッドやバンパーも一新。ドアミラーがヨーロッパの法規対応で大型化されたのもポイントである。 

これらの変更で、外観はよりアクが強くなった。個人的には「トゥーマッチ」に感じられ、むしろ以前の方が好みではあるが、まあ賛否は分かれそうなところ。もっとも、よほどのクルマ好きでなければどっちでも良いくらいの違いなのかもしれないが……。

ちなみに日本仕様には、車幅が従来の1815mmから1800mmへと縮小されたというニュースも。張り出していたドアハンドルを薄型に変更しただけなのだが、おかげで従来利用できなかった一部の機械式立体駐車場を堂々と使えるようになった。 

ドアノブの形状変更により、全幅が1815mmから1800mmに縮小された。些細なことだが、この寸法変更により、入庫可能な立体駐車場数は格段に増えるはずだ。
ドアノブの形状変更により、全幅が1815mmから1800mmに縮小された。些細なことだが、この寸法変更により、入庫可能な立体駐車場数は格段に増えるはずだ。
335iセダンには6段ATが組み合わされる。ちなみに335iクーペと335iカブリオレは7段ATになった。
335iセダンには6段ATが組み合わされる。ちなみに335iクーペと335iカブリオレは7段ATになった。
新デザインのテールライト。LEDが採用されたほか形状も見直された。バンパーデザインも新しい。
新デザインのテールライト。LEDが採用されたほか形状も見直された。バンパーデザインも新しい。
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