ラリーアート/ROAR:飛び道具はないが、迫力あるレーシングカーで圧倒【東京オートサロン09】

2009.01.13 自動車ニュース

【東京オートサロン09】ラリーアート/ROAR:飛び道具はないが、迫力あるレーシングカーで圧倒

三菱自動車が参加を取りやめたため、グループ会社、ラリーアートとROARの共同出展となった今回のオートサロン。ランエボXラリージャパン仕様やダカールラリー用レーシングランサーを展示して臨んだ。

■すごみが伝わる「レーシングランサー」

ラリーアートブースの出展テーマは「モータースポーツ」「ストリートスポーツ」「ライフスタイル」の3つに集約されていた。ブース自体もコンパクトな印象ではあったが、はっきりとした目的意識のもとにブース作りがなされていたのには潔さを感じた。

モータースポーツ参戦車の展示コーナーに一番大きく陣取っていたのは、新生ダカールラリー参戦車両「レーシングランサー」。FIA グループT1規定に則ったプロダクション仕様のクロスカントリーラリーカーで、新開発の3リッターV6ディーゼルターボエンジンをフロントミドに搭載する4WDマシンである。ダカールラリー3勝目を狙う増岡浩は惜しくも初日リタイアに終わったが、総走行距離9574kmを走りきるための技術が詰め込まれたマシンの展示は、今なお走り続けるランサーのすごみを伝えるには十分だった。

その奥には昨年のWRCラリージャパンにおいて、三菱自動車ディーラーチームとして出場した「ランサーエボリューションX グループNラリーカー」(ドライバーは田口勝彦選手)。

さらに、向かい側には「ランサーエボリューションX tuned by RALLIART」「ギャラン フォルティス スポーツバックRALLIART tuned by RALLIART」、「コルトRALLIART Version-R tuned by RALLIART」といったワークス・カスタマイズカー3台が並び、「ストリートスポーツ」を表現する。

■三菱ファンは喜ぶが……

三菱自動車カーライフプロダクツ(ROAR)が主導する「ライフスタイル」系カスタマイズカーは、「デリカD:5 ROAR Special Collaboration」(参考出展車)、「トッポROADEST」「タウンボックスROAR Complete Model」など。
外装をカスタマイズしたデモカーが揃うが、なかでもマジョーラカラーに塗られた「デリカD:5」は地デジチューナーやパワーアンプ、モニター式のバックミラーなど中身もALPINE製パーツで近未来的に電子武装されておりなかなかの迫力。RAYS製19インチホイールを装着しつつも、車高をペタンコにしてないあたりは、メーカー系ならでは(?)と言えるだろう。

全体的にはこぢんまりとしたブースだったが、ファンの喜ぶツボはしっかりとおさえていたように思う。残念だったのは、“いちげんさん”をとりこむ飛び道具的なクルマがなかったことくらいだろうか。

(文=山田弘樹/写真=webCG)

「レーシングランサー」
ラリーアート/ROAR:飛び道具はないが、迫力あるレーシングカーで圧倒【東京オートサロン09】
「ランサーエボリューションX グループNラリーカー」
ラリーアート/ROAR:飛び道具はないが、迫力あるレーシングカーで圧倒【東京オートサロン09】
「ギャラン フォルティス スポーツバックRALLIART tuned by RALLIART」
ラリーアート/ROAR:飛び道具はないが、迫力あるレーシングカーで圧倒【東京オートサロン09】
「デリカD:5 ROAR Special Collaboration」
ラリーアート/ROAR:飛び道具はないが、迫力あるレーシングカーで圧倒【東京オートサロン09】

この記事の大きな画像を見るためには、画像ギャラリーをご覧ください。