このドアで市販されるか?「ボルボS60コンセプト」を出展【デトロイトショー09】

2009.01.06 自動車ニュース

このデザインで市販されるか?「ボルボS60コンセプト」を出展【デトロイトショー2009】

【デトロイトショー09】このドアで市販されるか?「ボルボS60コンセプト」を出展

ボルボ・カー・コーポレーションは、2009年1月11日から米国で開催されるデトロイトモーターショーに、「S60コンセプト」を出展する。

■リアドアに新しいギミック

先行してイラストが公開された「ボルボS60コンセプト」の、写真がついにリリースされた。

従来は「V70のセダン版がS60」という位置づけであったが、2007年に発売された現行「V70」と比較すると、少なくとも外観からは全く別なコンセプトが感じられる。
エクステリアを見ると、ボディサイドには曲線が多く使われ、ダブルウェーブと呼ばれるキャラクターラインが特徴的。20インチホイールとあわせスポーティでグラマラスなデザインとされた。

さらにリアドアの開閉には、新しいギミックが採用される。ボタンを押すとヒンジを介して横方向に開き、続けて後方にスライドするという仕掛けである。このためにBピラーは存在せず、前後ドアを同時に開けると、広い開口部が表れる。

インテリアには、S40などでも採用済みのフローティングセンタースタックが、後部座席まで波が伸びるように配置され、あわせてシートも宙に浮くようなデザインとされた。デザインディレクターのスティーブ・マッティンは、「今後のボルボデザインの方向性を示唆している」という。

■自動的にフルブレーキまで

パワーユニットとして採用されたのは、180hpを発生する1.6リッター直4の直噴ガソリンエンジン「GTDi」。「DRIVeモード」と呼ばれるエコノミーモードや、アイドリングストップ機能などで、20.0km/リッターという燃費を誇る。組み合わされるトランスミッションは、「パワーシフト」と称されるデュアルクラッチシステムだ。
なお「GTDi」エンジンは、2009年後半に他のモデルに搭載し、発売される予定だという。

ボルボの代名詞でもある安全性能も、最新のものが採り入れられた。
「フルオートブレーキ付き衝突警告システム」は、前方の歩行者を検知し、ドライバーが反応をしない場合にフルブレーキをかけるというもの。さらに緊急時には、警告音とともにフロントガラス上に赤いフラッシュライトが表れるなど、危険回避を積極的に促す。レーダーを用いたクルーズコントロールシステム「ACC」は、前方との車間距離を保ち、車両が停止するまで機能する。
これらは市販モデルにも採用される予定だという。

「外観は市販型と大きく変わらないでしょう」という、S60コンセプト。市販モデルの正式発売は2010年に予定される。

(webCG 本諏訪)

あなたにおすすめの記事
関連記事
  • ボルボS60ポールスター(4WD/8AT)/V60ポールスター(4WD/8AT)【海外試乗記】 2016.4.19 試乗記 モータースポーツのテクノロジーが注ぎ込まれた「ボルボS60/V60ポールスター」が進化を遂げて帰ってきた。エンジンを3リッター直6ターボから2リッター直4ツインチャージャーに改め、367psに強化された新型の走りやいかに?
  • ボルボS90 T6 AWD インスクリプション(4WD/8AT)【試乗記】 2017.3.29 試乗記 ボルボの最新テクノロジーを北欧ならではのデザインで包んだフラッグシップセダン「S90」。新世代プラットフォーム「スケーラブル・プロダクト・アーキテクチャー」がもたらす走りを、ツインチャージャーエンジンを備えた最上級グレードで確かめた。
  • ボルボXC60 T6 AWD(4WD/8AT)/XC60 D5 AWD(4WD/8AT)【海外試乗記】 2017.6.29 試乗記 2017年秋に日本での発売が予定される2代目「ボルボXC60」に、スペインで試乗。ボルボ全販売台数の30%を占めるという売れ筋SUVはどう変わったのか、ガソリン車の「T6 AWD」とディーゼル車「D5 AWD」でチェックした。
  • ボルボV40 D4 R-DESIGNポールスターエディション(FF/8AT)【試乗記】 2017.1.25 試乗記 特別仕立ての内外装や足まわりに、パワーアップしたディーゼルエンジン、専用のエキゾーストシステムを組み合わせた、「ボルボV40」の限定車に試乗。今後のボルボの方向性を示す、スポーツハッチバックの実力を確かめた。
  • ボルボS60ポールスター(4WD/8AT)【試乗記】 2016.9.20 試乗記 モータースポーツのテクノロジーが注ぎ込まれたハイパフォーマンスモデル「ボルボS60ポールスター」に試乗。エンジンを3リッター直6ターボから2リッター直4ツインチャージャーに変更し、さらにパワーアップした新型の走りをリポートする。
ホームへ戻る