【スペック】全長×全幅×全高=4800×1800×1545mm/ホイールベース=2830mm/車重=1600kg/駆動方式=FF/2.4リッター直4DOHC16バルブ(173ps/6000rpm、22.6kgm/4300rpm)/価格=259.0万円(テスト車=307万3000円)

ホンダ・オデッセイM(FF/CVT)【ブリーフテスト】

ホンダ・オデッセイM(FF/CVT) 2008.12.26 試乗記 ……307万3000円
総合評価……★★★★

フルモデルチェンジで、さらなる正常進化を果たしたという「ホンダ・オデッセイ」。その走りは? 居住性は? 最も売れ筋のベーシックグレード「M」で試した。

まったく、ホンダらしい

低く身構える姿勢はミニバンらしくないが、室内空間の広さなど、中身はまさにミニバンそのもの。そんな「オデッセイ」独自のキャラクターづくりは大成功を納めてきたが、今度の新型は顔つきがインスパイアにも近く、こうなるとインスパイアのステーションワゴン版のように見えてしまう。ワルっぽい顔は意図的なものだろうが、幾分やりすぎの感もある。しかし外観に目をつぶって中に乗り込んでしまえば、なかなか快適なクルマである。

今回の変更はスタイリングよりも、中身の改良に主眼が置かれており、走行性はスムーズでパワフル。大柄なボディを持て余すことなくスイスイと都会の雑踏を泳いで行ける。細部の気になる点を徹底的にチェックし完成度を高めたうえで、時代のニーズに応えた低燃費性は見事。
一方で、背の高さをウリにするミニバンも依然としてあり、高い目線こそ優越感にひたれると思う人もいる。重心高は高くともロールセンターを高く採るなど、操縦安定性を確保する技術も今ではいろいろ考えられる。しかし、ホンダとしてはとにかくクルマは低い方がいいというスポーツ心を満足させるのが社是でもあるし、それを支持するホンダ・ファンもいる。クルマはそれぞれに個性的であってこそ面白い、オデッセイはホンダらしいミニバンとしての存在を確立している。

縦長だったランプが水平基調になるなど、大きく意匠変更されたリアまわり。マフラーは、全グレードで左右両出しとなる。
縦長だったランプが水平基調になるなど、大きく意匠変更されたリアまわり。マフラーは、全グレードで左右両出しとなる。
「M」「L」「Li」のFFモデルには、ECONスイッチが備わる。エンジン、CVT、エアコンを協調制御し燃費消費を抑えるシステムだ。
「M」「L」「Li」のFFモデルには、ECONスイッチが備わる。エンジン、CVT、エアコンを協調制御し燃費消費を抑えるシステムだ。

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