驚愕の安値! 新車の「インプレッサ」がたったの1ドル!?

2008.12.25 自動車ニュース

驚愕の安値! 新車の「インプレッサ」がたったの1ドル!?

最近、日本の家電量販店で、「モバイル用通信回線を2年契約すると、ミニパソコンが100円で買える!」というのを目にした。しかし……まさかクルマが……それも新車が100円になるなんて! 考えられますか!?

■もう1台、いかが?

“1ドルカー”は、アメリカで本当に登場した。
しかもそれは、新型「スバル・インプレッサ」の新車。テキサス州ダラスを本拠とする「Subaru of Dallas」と「Subaru of Plano」が行っている、週末限定スペシャルセールの内容である。

題して、「2009アウトバック 2for1」。2009年型(2008年秋以降に生産される)の「スバル・アウトバック」を、新車で購入、またはリース契約するともれなく、「2009年型インプレッサの2年間リース契約総額が1ドル(=約90円)」になるという。この“オマケ・インプレッサ”のリース契約には、税金や諸費用は含まれていない。だが、通常インプレッサをリース契約すれば、月額250ドル(2万円強)はする。それが2年間……おトク分は、約50万円になる計算だ。

スバルはここ数年、ブランドイメージの再構築のため、トヨタ、ホンダに比べてインセンティブ(メーカーによる一律値引き)をあえて抑制してきた。ところが今回、スバルの北米営業本部「Subaru of America」にとっての新規市場開発の主力店(アンテナショップ)と位置付けてきた「Subaru of Dallas」と「Subaru of Plano」が大英断を下した。この衝撃の「1ドルカー」戦略に、他メーカー関係者も「ついに、自動車業界もここまで来たか!」と、驚きを隠さない。

■効きすぎたカンフル剤

アメリカでのスバルは、今年春に新型「フォレスター」を投入後、米ビッグ3が販売低迷するのと対照的に、着実な販売の伸びを見せてきた。今年9月頃までのガソリン高では、排気量2.5リッター水平対向4気筒を主体とするスバルのラインナップが販売面でのプラス要因に。アメ車V8からのダウンサイジングの波は、日系のV6車を飛び越えて、4気筒エンジン車まで到来した。大型エンジン搭載車が「トライベッカ」と一部の「アウトバック」くらいしかないスバルにとっては、幸いだった。

だが、9月のリーマン(ブラザース)ショック以降、トヨタ、ホンダ、日産ほどではないものの、スバルのアメリカ国内販売もジワジワと伸び悩んだ。そこで今回、カンフル剤を打ったのだろうが、そのインパクトはあまりにも大きかった。この「ワンダラーカー」のニュースはテキサス州内に留まらず、全米各地のTVニュースでも取り上げられている。

先行き不透明だといわれる自動車業界。日本でも新車販売が頭打ちになったなら……「レクサスLSの新車を1台買うと、ヴィッツを1台プレゼント!」なんてキャンペーンが実施されるかも!?

(文と写真=桃田健史(IPN))


驚愕の最安値登場!! 新車「インプレッサ」がなんと「1ドル(=約88円)」!
(リポート中の写真すべて)1ドル・インプレッサの「Subaru of Plano」にて。
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スバルのSUV「トライベッカ」。同社のラインナップ中最大となる、3.6リッターの水平対向エンジンを搭載する。
驚愕の安値! 新車の「インプレッサ」がたったの1ドル!?

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