【スペック】全長×全幅×全高=4580×1740×1475mm/ホイールベース=2620mm/車重=1290kg/駆動方式=FF/2リッター水平対向4SOHC16バルブ(140ps/5600rpm、19.0kgm/4400rpm)/価格=182万7000円(テスト車=192万1500円)

スバル・インプレッサ アネシス2.0i(FF/4AT)【ブリーフテスト】

スバル・インプレッサ アネシス2.0i(FF/4AT) 2008.12.10 試乗記 ……192万1500円
総合評価……★★★★

ひっそりと追加された「インプレッサ アネシス」は、「トヨタ・カローラアクシオ」「日産ブルーバードシルフィ」などと競合する、オーソドックスなセダン。目立たない存在ではあるが、好感が持てる一台だったという。



スバル・インプレッサ アネシス2.0i(FF/4AT)【ブリーフテスト】

スバルの後席王

見た目は地味。でも乗ると快適で、走りは個性的。スバル・インプレッサに追加された4ドアセダンのアネシスは、「レオーネ」を思い出させるクルマだった。「レオーネってなに?」という読者のために説明しておくと、レガシィやインプレッサが出る前、スバルの小型車セグメントを、事実上1台で支えてきたモデルである。
ニューモデルなのに、数年前から存在していたようなたたずまい。最近登場した新型車では、もっとも注目されにくい1台かもしれない。旧型には存在していたWRXなどの硬派グレードがないことも、その印象に輪をかけている。
前後のオーバーハングがほぼ同じで、ホイールベースが長めのプロポーションはレオーネそっくり。運転席に収まり走り出せば、おなじみのフラット4サウンドが流れてくる。そして乗り心地がいい。とくに後席のそれは、はるかに格上のセダンにも負けないほど安楽。現行スバルでは文句なしの後席王である。
デビュー直後はその姿から、「どんな人が買うんだろ?」という疑問さえ抱いたアネシスだったけれど、乗ってみるとこのクラスのセダンでイチオシの1台だった。しかも熱狂的なスバリストから保守的なユーザーまで満足できるという懐の広さもある。見た目勝負の安直商品が目立つ昨今だからこそ、中身重視の成り立ちに好感が持てた。

関連記事
  • スバル・インプレッサスポーツ1.6i-L EyeSight(4WD/CVT)【試乗記】 2017.3.8 試乗記 新世代のプラットフォームを採用した「スバル・インプレッサ」の1.6リッターモデルに、清水草一が試乗。その走りや乗り心地を、2リッターモデルとの比較も交えながら詳しくリポートする。
  • スバル・インプレッサスポーツ2.0i-S EyeSight(4WD/CVT)【試乗記】 2016.12.9 試乗記 フルモデルチェンジした「スバル・インプレッサスポーツ」に試乗。新世代プラットフォームと直噴化された水平対向エンジンがもたらす走りや、最新の運転支援システムの使い勝手を、2リッターの4WDモデルで確かめた。
  • スバル・インプレッサG4 1.6i-L EyeSight(4WD/CVT)【試乗記】 2017.5.10 試乗記 “素のグレード”の出来栄えにこそ、そのモデルの実力が表れる。スバルのCセグメントセダン「インプレッサG4」のエントリーモデル「1.6i-L EyeSight」に試乗。その走りや装備の充実度、静的質感などを通して、スバルの最新モデルの地力に迫る。
  • スバル・インプレッサG4 2.0i-S EyeSight(4WD/CVT)【試乗記】 2017.3.21 試乗記 新型「スバル・インプレッサ」のセダンモデル「G4」に試乗。販売の主力となっているハッチバックモデルではなく、あえてマイナーなセダンを選ぶ理由はあるのか? 2リッターエンジン+18インチアルミホイールの上級グレードで検証した。
  • スバル・インプレッサ プロトタイプ(4WD/CVT)【試乗記】 2016.9.10 試乗記 発売が間近に迫った新型「スバル・インプレッサ」。そのプロトタイプにクローズドコースで試乗。スバルのこれからを担う次世代プラットフォーム「スバルグローバルプラットフォーム」や、直噴化された「FB20」型エンジンの出来栄えを確かめた。
  • スバル・インプレッサスポーツ1.6i-L(4WD/5MT)/インプレッサG4 2.0i-S(4WD/CVT)【試乗記】 2012.1.23 試乗記 スバル・インプレッサスポーツ1.6i-L(4WD/5MT)/インプレッサG4 2.0i-S(4WD/CVT)
    ……184万8000円/266万7000円

    初代のデビューから20年の時を経て「スバル・インプレッサ」が4代目に進化。最新型の仕上がりを、巨匠 徳大寺有恒はどう評価する?
  • フォルクスワーゲンhigh up!(FF/5AT)【試乗記】 2017.5.17 試乗記 「フォルクスワーゲンup!」が初のマイナーチェンジ。内外装ともにリフレッシュされた、“末っ子”の使い勝手をテストした。走らせて一番快適だったのは、小さなボディーとは結びつかない意外な場所だった。 
  • レクサスLC【開発者インタビュー】 2017.5.5 試乗記 一台のニューモデルという枠を超えて、これからのレクサスの方向性を指し示すという重要な役割を担うことになる「レクサスLC」。欧米のプレミアムブランドに立ち向かうための戦略を、開発を担当した落畑 学さんに伺った。
  • ケータハム・セブン スプリント(FR/5MT)【試乗記】 2017.5.1 試乗記 「ロータス・セブン」の魅力を今日に伝える「ケータハム・セブン」に、“オリジナル・セブン”の誕生60周年を祝う限定モデル「セブン スプリント」が登場。クラシカルなデザインとプリミティブな走りがかなえる唯一無二の魅力に触れた。
  • アバルト595コンペティツィオーネ(FF/5AT)【試乗記】 2017.4.26 試乗記 マイナーチェンジでデザインや装備が改められた、ホットハッチ「アバルト595コンペティツィオーネ」に試乗。「スポーツ性能を限界まで高めた」とうたわれる走りの質を、ワインディングロードで確かめた。
ホームへ戻る