ハッチバックの三菱ギャラン、「スポーツバック」発売

2008.12.02 自動車ニュース
「ギャラン・フォルティス スポーツバック」(写真手前)
ハッチバックの三菱ギャラン、「スポーツバック」新登場

ハッチバックの三菱ギャラン、「スポーツバック」発売

三菱自動車は2008年12月2日、新型の5ドアハッチバックモデル「ギャラン・フォルティス スポーツバック」を発売した。

なだらかなシルエットの「スポーツバック」。リアルーフスポイラーは全車オプション扱い。
なだらかなシルエットの「スポーツバック」。リアルーフスポイラーは全車オプション扱い。
セダン(写真右)とのツーショット。
セダン(写真右)とのツーショット。

■人気のボディ形状で勝負

「ギャラン・フォルティス スポーツバック」は、その名のとおり、スポーティセダン「ギャラン・フォルティス」のハッチバックバージョンだ。
基本メカニズムはセダンと共通ながら、ハッチゲートを備えるボディ後半が大きく異なる。

初お目見えは、今年10月のパリサロン。お膝元の日本で、年々需要が落ち込むセダンに対してハッチバックは堅調。ここ数年はこのクラスで一番人気のボディ形状になっており……というのが、国内投入の理由だとか。
「クーペのような流麗なスタイリング」と「レジャーなどの多用途性」を前面に、30代前半=団塊ジュニア世代にアピールする。

ラインナップは、ベーシックな「ツーリング」と装備充実の「スポーツ」、さらに、ハイパフォーマンスな「ラリーアート」の3グレード。価格は、192万1500円から301万3500円までとなっている。

荷室の様子。Cピラー付け根にあるレバーを引くだけでシートが倒せる。「ラリーアート」は、4WDシステムの配置により「高さ調節カーゴフロア」が使えない。
ハッチバックの三菱ギャラン、「スポーツバック」新登場

■振り向けば、違うヒト

「クーペをイメージさせる流麗なデザイン」を謳うスポーツバック。そのスタイリングは、2007年夏にデビューしたセダンと同時に開発された。実寸でみれば、全長×全幅×全高=4585×1760×1515mm。セダンに比べ、わずかに15mm長く、25mm高くなっている。
顔のつくりはセダンと共通で、前からの判別は難しい。対するリアは、高い位置に付けられたテールランプと、ハッチゲートが特徴だ。

ハッチを開ければ、最大容量345リッターのラゲッジルーム。両サイドのレバーを引くだけで、荷室側から6:4分割のシートが畳める「ワンタッチフォールディングシート」や、2段階で床位置を変えられる「高さ調節カーゴフロア」など、ユーティリティの高さもウリである。

全グレードでメッキが施された台形グリル。ターボ付きの「ラリーアート」は、ランエボと同じ穴あきボンネットを備える。
全グレードでメッキが施された台形グリル。ターボ付きの「ラリーアート」は、ランエボと同じ穴あきボンネットを備える。

ハッチバックの三菱ギャラン、「スポーツバック」発売の画像

■走りはセダン仕込み

エンジンは、154ps、20.2kgmを発生する2リッターNAユニット(「ツーリング」「スポーツ」)に、240ps、35.0kgmの2リッターターボ(「ラリーアート」)と、セダンと同じ二本立て。

トランスミッションもセダンと共通で、NAユニットには6段スポーツモード付きのCVTが、ターボユニットには6段の2ペダルMT(ツインクラッチSST)が組み合わされる。伝統的なMTは用意されない。
4WDシステムは、前者がFF/4WDオート/4WDロックと切り替え可能な電子制御式なのに対し、後者はセンターデフ付きのフルタイム4WD。フロント=マクファーソン・ストラット、リア=トレーリングアーム式マルチリンクのサスペンションも、セダンと共通だ。

機能面では、急ブレーキ時やABS作動時にハザードランプで後続車の注意を促す「緊急制動信号システム」を、三菱車で初搭載。ニーエアバッグを全車標準にしたり、コーナリングライトを選べるようにしたりと、安全面にも配慮がなされた。
かようなギャランのハッチバック、欧州や日本だけでなく、今後は北米やオーストラリアなど販売網を広げていくという。

(webCG 関)

この記事の大きな画像を見るためには、画像ギャラリーをご覧ください。

ギャランフォルティスの他の画像を見るためには、写真一覧をご覧ください。

関連記事 ホームへ戻る