スズキの女性向け軽乗用車「アルト ラパン」がフルモデルチェンジ

2008.11.26 自動車ニュース

スズキの女性向け軽乗用車「アルト ラパン」がフルモデルチェンジ

スズキの女性向け軽乗用車「アルト ラパン」がフルモデルチェンジ

2008年11月26日、スズキは軽乗用車「アルト ラパン」をフルモデルチェンジして発表。同日販売を開始した。


スズキの女性向け軽乗用車「アルト ラパン」がフルモデルチェンジの画像
タイヤサイズは全グレードで14インチが標準となる。
タイヤサイズは全グレードで14インチが標準となる。

■よりモダンなデザインに

初代「アルト ラパン」は、20〜30代の女性をターゲットとした軽乗用車として2002年1月にデビュー。6年10ヶ月ぶりのフルモデルチェンジを果たした2代目は、ターゲットを同じくしながら、よりよい居心地、燃費性能、静粛性などにこだわって作られたという。

ボディは、全長×全幅×全高=3395×1475×1510mmと、先代より5mm高くなっただけのほぼ同サイズ。2400mmのホイールベースは40mm延長された。居住性アップと同時に、乗り心地、操縦安定性の向上も図られた。

角のとれた箱形ボディデザインは、先代のコンセプトをほぼ踏襲し、「よりモダンなデザインに」(広報資料)されたもの。フロントガラスを前進することで、キャビンスペースの拡大を図るとともに、ドライバーへの圧迫感軽減も狙う。
インテリア/エクステリアには「ラパン」の名の由来である「ウサギ」がいたるところに配され、女性が喜びそうな遊び心も忘れていない。

エンジンはNAとターボの2種、トランスミッションにはCVTと4段ATがそれぞれ用意され、NAではFFのほか4WDをラインナップする。価格は104万7900円から155万4000円。月の販売目標台数は4000台とされた。

64psと9.7kgmを発生するターボエンジン。
スズキの女性向け軽乗用車「アルト ラパン」がフルモデルチェンジ

■最新プラットフォームを採用

当時の「MRワゴン」ベースで作られた先代に代わり、新型「アルト ラパン」のプラットフォームはデビューしたばかりの「ワゴンR」譲りのもの。サスペンション形式は、前マクファーソンストラット/後アイソレーテッド・トレーリング・リンクが採用された。

エンジンもワゴンRと基本的に同じものが使われる。すなわち0.66リッター直3DOHCと同ターボユニットのラインナップで、それぞれ54ps/6500rpmと6.4kgm/3500rpm、64ps/6000rpmと9.7kgm/3000rpmを発生する。
NAにはFFのほか4WDも用意され、すべてのグレードでCVTと4段ATを選ぶことが可能。カタログ燃費は、最も良いNAエンジン+FF+CVT車で、24.5km/リッター(10・15モード)が記録される。


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リアシートは左右独立で8段階のリクラインが可能。荷室拡大はシングルフォールディングで行われる。荷室下には傘などをしまえる、ラゲッジアンダーボックスが用意される。
リアシートは左右独立で8段階のリクラインが可能。荷室拡大はシングルフォールディングで行われる。荷室下には傘などをしまえる、ラゲッジアンダーボックスが用意される。

■女性向けアクセサリーも充実

箱形ボディがもたらす広い車内空間は、先代よりも室内長で170mm、前後乗員間距離で75mm増えたとされる。
サイドブレーキレバーを廃し足踏み式に変更した上で、フロントシートをベンチシート化。足もとは広々した。前後ドアともに開閉角度は広くされ、乗降性も向上したと謳われる。なお、ATのセレクターレバー位置は、先代のコラムからインパネへ移動した。

運転席シートリフターやチルトステアリングを標準装備。前後スライド量も240mmの調整幅が用意された。残念ながらテレスコピックは備わらない。

イモビライザー、キーレスエントリーを全グレードで標準装備するほか、女性向けのアクセサリー類も充実。ウサギマークが据えられたリモコンキーカバーやセンターキャップエンブレム、洗車セットまで用意される。

ボディカラーは全10色、インテリアカラーは全3色で、24通りのカラーコーディネートが可能。さらにNAの上級グレード「X」では、オプションでホワイト2トーンルーフも選ぶことができる。

(webCG 本諏訪)

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