日産が新型「Z」を初公開【LAショー08】

2008.11.21 自動車ニュース

【LAショー08】日産が新型「Z」を初公開

日産自動車は、新型「370Z」(日本名:「フェアレディZ」)を、2008年11月19日に開幕したロサンゼルスショーで公開した。

■キープコンセプトのデザイン しかし全長はショートに

2002年に見事復活した「フェアレディZ」がフルモデルチェンジを実施、日本でも2008年12月のデビューが予定されている。それにさきがけ、ロサンゼルスショーにて「370Z」(日本名:フェアレディZ)が公開された。

デザインは、これまでのモデルのイメージを受け継ぎながら、リアクォーターウィンドウあたりなどは初代「Z」を強く意識したデザインに変更。Zらしさをさらに強めているのが特徴だ。

同時に、今回力を入れたのが小型軽量化。第2世代のFMプラットフォームをベースとし、先代に比べてホイールベースを100mm短縮。全長、全高もそれぞれ33mm、8mmコンパクトになっている。さらに、ボンネット、ドア、テールゲートにアルミを用い軽量化を図った。
一方、その構造を見直すことでボディの捻れ剛性は30%アップ。加えて、フロント:ダブルウィッシュボーン、リア:マルチリンクのサスペンションも軽量・高剛性化を果たすなどして、シャシー性能の向上を目指している。

エンジンは、すでに「スカイラインクーペ」でおなじみの3.7リッターV6のVQ37VHRを搭載。可変バルブタイミング&リフト機構により幅広い回転域で力強いトルクを発揮。レブリミット7500rpmまでストレスなく吹け上がるスポーティさが特徴だ。
注目は、これに組み合わされるギアボックス。6段マニュアルには、ダウンシフトの際に適切な回転数まで自動的にブリッピングを行う“シンクロレブマッチ”機構を搭載し、初心者でも素早いシフト操作を可能にする。また、7段オートマチックでもダウンシフト時のブリッピング機構や、トルクコンバーターの制御の改善などにより、マニュアルモードで最速0.5秒のシフト操作を実現するという。

このように、その見た目とは違い、中身が一新された新型フェアレディZ。米国では2009年1月に「370Z」が、そして、2010年には「370Zロードスター」が発売の予定である。

(文=生方聡)

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