350XV FOUR:全長×全幅×全高=4825×1895×1730mm/ホイールベース=2825mm/車重=1850kg/駆動方式=4WD/3.5リッターV6DOHC24バルブ(260ps/6000rpm、34.3kgm/4400rpm/価格=404万2500円(テスト車=458万1150円/カーウイングスナビゲーションシステム(HDD方式)&BOSEサウンドシステム+ETCユニット+ステアリングスイッチ+オートスピードコントロール装置=40万2150円/リモコンカラードドアミラー+チルト・テレスコピックステアリング+パーソナルドライビングポジションメモリーシステム+リモコン可到式リアシート+リモコンオートバックドア=13万6500円)

日産ムラーノ350XV FOUR(4WD/CVT)/250XL FOUR(4WD/CVT)【試乗記】

がんばれキリギリス!! 2008.11.12 試乗記 日産ムラーノ350XV FOUR(4WD/CVT)/250XL FOUR(4WD/CVT)
……458万1150円/354万5850円

そのカッコよさゆえか、北米市場専用モデルのはずが世界的ヒット作となった日産の初代「ムラーノ」。2代目となる新型は、デザインもパフォーマンスもさらなる進化を遂げていた。

あなたはアリ派? それともキリギリス派?

最近知ってびっくりしたのが、イソップ物語の『アリとキリギリス』の結末部分は日本だけのオリジナルだった、という事実。「冬に食べ物がないキリギリスをかわいそうに思ったアリが食べ物を与えた」というストーリーは、“日本仕様”なのだという。

じゃあ“ヨーロッパ仕様”はどうかというと、いくつかのバリエーションがあるらしい。「夏に歌っていたんだから、冬は踊れば?」とアリがキリギリスを冷たく突き放すバージョンもあれば、餓死したキリギリスをアリが食べちゃう(!)という、日本人的にはあり得ないストーリーが語り継がれる地域もあるらしい。

日本にイソップが導入される時に、それじゃあんまりだ、子どもはひいちゃうというので儒教的なアレンジが施されたということだ。なんでこの話を思い出したかといえば、新型ムラーノがちょっとキリギリスっぽいと思えたからだ。

別にムラーノを悪く言っているわけじゃない。むしろ逆で、グリーンスパンさんが「1世紀に一度の津波」と表現するこんなご時世だからこそ、歌って踊って世の中を明るくしてくれるクルマが必要ではないでしょうか。新型ムラーノと、そのオーナーになるみなさんにはぜひガンバってほしい。子どもの頃、キリギリス支持派だった自分は切にそう願うわけです。


日産ムラーノ350XV FOUR(4WD/CVT)/250XL FOUR(4WD/CVT)【試乗記】の画像
ムラーノのプラットフォームは、新型ティアナや北米のアルティマから採用される「Dプラットフォーム」と呼ばれるもの。ホイールベース2825mmは従来型と同じながら、全長で55mm、全幅で15mm、全高で15mmほど拡大している。
ムラーノのプラットフォームは、新型ティアナや北米のアルティマから採用される「Dプラットフォーム」と呼ばれるもの。ホイールベース2825mmは従来型と同じながら、全長で55mm、全幅で15mm、全高で15mmほど拡大している。

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