メルセデス・ベンツ新型「GLKクラス」発表

2008.10.24 自動車ニュース

メルセデス・ベンツ新型「GLKクラス」発表

メルセデス・ベンツ日本は2008年10月24日、新型SUV「GLKクラス」を発表、同日販売を開始した。

■メルセデスSUVのエントリーモデル

メルセデス・ベンツGLKクラスは、2008年4月の北京モーターショーでワールドデビューを飾った新型SUV。ガソリン価格の高騰や自動車のクラスレス化、あるいはダウンサイジング化といった環境変化に対応したコンパクト(と謳われる)モデルで、従来のメルセデスSUVシリーズのなかでもっともサイズが小さく、価格も安い。

ボディサイズは、全長×全幅×全高=4530×1840×1685mm。Cクラスより全幅は80mmワイドだが、全長は55mm短い。取り回しの目安となる最小回転半径は5.4m。Cクラス(5.1m)ほどではないが、ハンドルの切れ具合や小まわりのしさすさはコンパクトカー並みと期待できる。

搭載エンジンは、当面は3リッターV6DOHCの1タイプのみ。Cクラスの最上級モデル(AMGを除く)同様、最高出力231ps、最大トルク30.6kgmを発生する。10.15モード燃費は9.0km/リッターと、3リッター級のSUVモデルとしてはまずまずの好数値をマークする。

主な装備は、HDDナビゲーション、地上デジタル放送対応テレビ、音楽CDを録音するミュージックレジスターなどを統合したコマンドシステムをはじめ、サイドビューカメラ、パーキングアシストリアビューカメラ、スポーツサスペンションなど。
パッケージオプションとして「スポーツ・インテリアパッケージ」や「ラグジュアリー・インテリアパッケージ」も選べる。

「GLK300 4MATIC」がモノグレードで用意され、価格は675.0万円。ハンドル位置は左のみとなる。

■2008年末まで限定、オフロードパッケージ

デザインは、全体的にスクエアなフォルム。切り立ったフロントウィンドウやフレアなフェンダーはSUVらしさを表現した部分。いっぽう全高はSUVのなかでは低いほうで、シートは乗用車に近い乗降しやすい高さに設定された。

サスペンションは、フロントがストラットでリアはマルチリンク式。前後ダンパーに、走行状況に応じて減衰力が変化する「セレクティブ・ダンピングシステム」を採用し、路面状況にあった走りの実現を目指したという。また、これに車速感応式パワーステアリング「パラメーターステアリング」を組み合わせ、俊敏性と快適性の両立を図るシャシーコンセプト「アジリティコントロール」を実現したとされる。

日本に導入される「GLK300 4MATIC」は、前後トルク配分を45:55に設定したフルタイム4WDシステム「4マチックシステム」を搭載する。リアへの駆動トルクをフロントより高め、自然なステアリングフィールを実現したのが特徴で、これに4ESPや4ETSといった電子デバイスを組み合わせ、幅広い路面状況下での走行安定性とオフロードにおける機動性アップを図った。

なお、2008年12月末までの期間限定モデルとして、15.0万円の「オフロードパッケージ」が設定される。
同パッケージに含まれるのは、2フィンフロントグリルや20インチアルミホイール、オフロードプロテクター、ブラックルーフレール、ブラックサイドスカート、アンダーボディプロテクション、オフロードスクリーンディスプレイなど。エクステリアを中心にSUVらしい雰囲気を高める内容となっている。

■MLクラスが一部改良

GLKの登場に合わせ、その兄貴分のMLクラスに一部改良が施された。今回の改良は、現行モデル登場から3年が経過したMLクラスに新鮮なイメージを取り戻すのが狙いで、フロントグリルやヘッドライト、前後バンパー、ホイールデザインなどが新しくなった。また、細かなところでは、ドアミラーが大型サイズのものに変更された。

装備もグレードアップしており、パドルシフト付き4スポークステアリングホイール、HDDナビゲーション、地上デジタル放送対応TVなどを搭載。さらに、「ML 550 4MATIC」と「ML 63 AMG」には、ドアの開錠施錠やエンジン始動を楽にできるキーレスゴーを標準装備した。

(webCG 曽宮)

「メルセデス・ベンツGLK300 4MATIC」
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メルセデス・ベンツ新型「GLKクラス」発表の画像 拡大
 
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