新型「ポルシェ・ケイマン」デビュー【LAショー2012】

2012.11.29 自動車ニュース
新型「ポルシェ・ケイマン/ケイマンS」
新型「ポルシェ・ケイマン」ロサンゼルスでデビュー

【LAショー2012】新型「ポルシェ・ケイマン」デビュー

独ポルシェは、2012年11月28日のプレスデーで開幕したロサンゼルスオートショーにおいて、新型「ポルシェ・ケイマン」を発表した。日本での受注は、2012年12月18日に開始される。

■サイズそのまま、より軽く

ポルシェの2シータークーペ「ケイマン」がフルモデルチェンジ。初代がお披露目された2005年9月のフランクフルトモーターショーから数えて、ほぼ7年ぶりに新型がデビューした。

これまでと同様、モデルラインナップはベーシックモデル「ケイマン」と、よりパフォーマンスが高められた「ケイマンS」の2本立て。ともに、「ドライビングパフォーマンスのレベルアップ」「軽量化」「燃費の向上」などが見どころとなっている。

そのデザインは、ひと足先にデビューした、オープンモデル「ボクスター」の3代目に通ずるもの。ルーフの形状に違いがあるのは当然のことながら、それ以外のエクステリア、そしてスロープ状のセンターコンソールを持つインテリアは、“兄弟車”らしく共通の意匠が採用されている。

ボディーサイズは、全長×全幅×全高=4380×1801×1294mm(数値は欧州仕様車。以下同様。)で、先代モデルと大きくは変わらない。ホイールベースは「ボクスター」と同値の2475mm。先代モデルより60mm延長された。
車両重量は、「ケイマン」が1310kgで「ケイマンS」が1320kg。仕様・装備によって差はあるものの、これまでより約30kg軽く仕上げられている。

初代と同様、ラゲッジスペースは車体の前後に設けられる。フロント(ボンネット下)の容量は150リッター。リアは162リッターで、「ボクスター」の130リッターよりも広くなる。

■日本でのスタート価格は612万円

ミドに搭載されるパワーユニットは、「ボクスター」シリーズにも採用された2種類の新世代“フラット6(水平対向6気筒エンジン)”。ただし「ケイマン」用の2.7リッター(275ps/7400rpm、29.6kgm/4500-6500rpm)と「ケイマンS」の3.4リッター(325ps/7400rpm、37.7kgm/4500-5800rpm)は、いずれも「ボクスター」シリーズのエンジンよりも10psと1.0kgm勝るもの。先代モデルにも見られた、両者の差別化が図られている。

組み合わされるトランスミッションは、6段MTと7段PDK(デュアルクラッチ式トランスミッション)の2種類で、0-100km/hの加速タイムは、「ケイマン」のMT仕様車が5.7秒。同PDK仕様車が5.6秒。「ケイマンS」ではMT仕様車が5.0秒、PDK仕様車が4.9秒を記録する。最高速度は「ケイマン」のMT仕様車が266km/hで、PDK仕様車が264km/h。「ケイマンS」は、MT仕様車が283km/h、PDK仕様車が281kmとなる。

燃費に関係するトピックとしては、全車にエネルギー回生システムやアイドリングストップ機構が搭載されること、状況に応じてアイドリング状態で巡航する「コースティング機能」がPDK仕様車に備わることなどが挙げられる。
最大約15%改善したとされる燃費値(NEDC複合モード)は、「ケイマン」のMT仕様車が12.2km/リッターで、PDK仕様車が13.0km/リッター。「ケイマンS」はMT仕様車が11.4km/リッター、PDK仕様車が12.5km/リッターとなっている。

新型「ポルシェ・ケイマン」の日本における価格は、以下のとおり。

・「ケイマン」(6段MT):612万円
・「ケイマン」(7段PDK):659万円
・「ケイマンS」(6段MT):773万円
・「ケイマンS」(7段PDK):820万円

いずれのモデルも、ハンドル位置は左右両方から選べる。

(webCG 関)

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