【スペック】全長×全幅×全高=4630×1785×1685mm/ホイールベース=2630mm/車重=1660kg/駆動方式=4WD/2リッター直4DOHC 16バルブターボディーゼル(173ps/3750rpm、36.7kgm/2000rpm)/価格=299万9850円(テスト車=344万2350円/バイキセノンヘッドランプ=6万3000円/カーウイングスナビゲーションシステム=34万6500円/ETCユニット=3万3000円)

日産エクストレイル20GT(4WD/6MT)【試乗記】

「SUVはディーゼル」の時代、再び? 2008.10.23 試乗記 日産エクストレイル20GT(4WD/6MT)
……344万2350円

クリーンディーゼルが需要の高まりをみせそうな昨今、その国産第一号として船出した「エクストレイル20GT」。その第一印象をお伝えする。

気分ゆったり和み系

テストした結果を総括すれば、ほとんど予想した通りだった新型「エクストレイル20GT」。もはやヨーロッパの新車の半分以上が新世代ディーゼルになった中で、どれもこれも優等生なのが現状だ。

すでにエクストレイルも、ヨーロッパ向け輸出仕様車にはディーゼルがあって、広く歓迎されている。だから、あらためて腰を抜かすほどの衝撃などあるわけがない。黒煙を吐く旧世代が舞台を去ってから、すっかりディーゼルとの縁が薄くなってしまった日本だが、もともとSUVやミニバンには適した性格のエンジンだけに、その価値を知るユーザーには、好感をもって受けいれられるのではないだろうか。

乗ってみると、こんな感じだ。やはり最も印象に刺さるのは、2リッターという排気量からは想像もできないほど余裕たっぷりの低回転トルクだ。36.7kgmの最大値(普通のガソリンなら3.5リッター級に匹敵)は2000rpmで出るが、体感としては1500rpm以下から3000rpm以上までほとんど同じに思えてしまう。高いギアのまま、そのへんどこでも軽く踏むだけで、オオッと驚くほど背中を押してくれる。

だから郊外の一般道なら常に5速か6速、市街地でも流れてさえいれば4速以上でスルスル行けてしまう。この余裕感に慣れてしまうと、運転する気分までゆったり和んでしまうのは本当で、せかせかした性格まで治してくれそうだ。

同等出力のガソリン車と比べると、燃費は約3割向上、CO2排出量も2割程度少ないという。
日産エクストレイル20GT(4WD/6MT)【短評】
ルノーとの共同開発となるM9Rユニット。排出ガス浄化装置にDPF(ディーゼル・パティキュレート・フィルター)とNOxトラップ触媒を採用したのが特徴。通常運転時はNOxを吸着。NOxが増加時には、排出ガス中のCH、O2量を制御して、NOx還元剤として有効なH2とCOを生成。これとNOxを還元反応させてH2O、CO2、N2に変換する。
日産エクストレイル20GT(4WD/6MT)【短評】
ディーゼル特有の音の低減が図られ、走行中はガソリン同等の静けさを追求したという。アイドリングのカラカラ音は若干残るが、ひと昔前のモデルと比べるとだいぶ静かになった。
日産エクストレイル20GT(4WD/6MT)【短評】

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