懐かしプラモとの対面に感涙〜「第48回全日本模型ホビーショー」開催中

2008.10.17 自動車ニュース

懐かしプラモとの対面に感涙「第48回全日本模型ホビーショー」開催中

懐かしプラモとの対面に感涙〜「第48回全日本模型ホビーショー」開催中

2008年10月16日(木)から19日(日)まで、千葉・幕張メッセにて「第48回全日本模型ホビーショー(2008プラモデルラジコンショー)」が開催されている。

1958年12月に発売されたという国産プラモ第1号「マルサン」の「1/300原子力潜水艦ノーチラス号」の金型。
1958年12月に発売されたという国産プラモ第1号「マルサン」の「1/300原子力潜水艦ノーチラス号」の金型。
1959年に「和工」というメーカーが実車の販促用として作ったという「ダットサン1000」。アメリカ製キットを参考に作られたため、スケールもアメリカ特有の1/25である。
1959年に「和工」というメーカーが実車の販促用として作ったという「ダットサン1000」。アメリカ製キットを参考に作られたため、スケールもアメリカ特有の1/25である。

■国産プラモデル誕生50周年

タミヤをはじめとする多くの模型メーカーが本社を構える静岡で5月に開かれる「静岡ホビーショー」とともに、毎年10月に幕張メッセで開催されるこの「全日本模型ホビーショー」は、模型ファン注目のビッグイベントである。

モーターショーと同じく、ファンにとってもっとも楽しみなのは新製品や試作品だが、今回はそれに加えて多くのスペシャルなプログラムが用意されている。なんとなれば、今年は「国産プラモデル誕生50周年」の記念すべき年だからである。国産プラモと“同級生”のリポーターが、そのなかでもっとも楽しみにしていたのは「国産プラモデル50年の歩み展」だったが、これが期待以上の充実した内容だった。

国産第1号である「マルサン」の「1/300原子力潜水艦ノーチラス号」から現代に至る歴代のモデルがショーケースのなかに収められていたのだが、その数は100点は下らなかった。しかもモデル本体のみならず、マブチモーターやプラカラー、接着剤の類いまで展示されていたのである。

リポーター自身は世代的に1960年代のモデルがもっとも懐しく、半ば取材者という立場を忘れて展示に見入っているうちに、思わず目頭が熱くなってしまった。周囲からも「うわあ、懐しいなあ」とか「これ、作ったよ」などという中年男性の声が盛んに聞こえてきたが、プラモ好きならどの世代にもストライクな製品が展示されていると思う。

マニアックな旧車を「トミカ」と同じ1/64スケールでモデル化している「トミカ・リミテッド・ヴィンテージ」の新製品である「日産680型トラック」。
マニアックな旧車を「トミカ」と同じ1/64スケールでモデル化している「トミカ・リミテッド・ヴィンテージ」の新製品である「日産680型トラック」。
こちらも今年で生誕50周年を迎えた「ホンダ・スーパーカブC100」。過去何度かモデル化されているが、これは「フジミ」が1/12スケールの新作としてリリースしたもの。
こちらも今年で生誕50周年を迎えた「ホンダ・スーパーカブC100」。過去何度かモデル化されているが、これは「フジミ」が1/12スケールの新作としてリリースしたもの。
昔から街道レーサーなどストリート系マシンを得意とする「アオシマ」が、いち早くモデル化した「痛車」の1/24「AE86トレノ」。
昔から街道レーサーなどストリート系マシンを得意とする「アオシマ」が、いち早くモデル化した「痛車」の1/24「AE86トレノ」。

■イベントも新製品も充実

これ以外にも、やはりオールドファンにはたまらない、60年代の少年雑誌の口絵やプラモのボックスアートを数多く手がけた「巨匠・小松崎茂の原画展」や「プロモデラーの作品展」なども見応えがあった。また、18日(土)、19日(日)には、「著名人・有名人によるトークショー」「プロモデラーによる製作実演」などのイベントも行われるという。

もちろん新製品も充実していた。ここ数年、モデルカーは対象を大人に絞ったマニアックな方向に進んできたが、その傾向はますます強まっている。たとえば60年代の商用車のような、一昔前なら考えられなかったようなものが続々とモデル化されているのだ。リポーターのようにほぼ毎回ショーを訪れている人間でも、驚かされたモデルは1台や2台ではなかった。

この「第48回全日本模型ホビーショー」、10月18日(土)と19日(日)は一般公開される。会場は幕張メッセ9・10ホールで、開館時間は10:00〜17:00(19日は16:30)、入場料は1000円(中学生以下無料)である。

(文と写真=田沼 哲)

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