「ヴェンチュリー」、EVのスポーツカーを「ミシュラン」と開発【パリサロン08】

2008.10.08 自動車ニュース

【パリサロン08】「ヴェンチュリー」、EVのスポーツカーを「ミシュラン」と開発

スポーツカーメーカー「ヴェンチュリー」は、仏大手タイヤメーカーの「ミシュラン」と新世代電気自動車のコンセプトカー「Volage」(ヴォラージュ)を共同開発、パリサロンで発表した。

EV開発が激しさを増すなか、各所に革新的な技術を盛り込んだという2シータークーペ、「ヴォラージュ」。
各ホイールに最高出力55kW(74ps)、最大トルク58Nm(5.9kgm)、四輪合計で220kW(296ps)、232Nm(23.6kgm)を発生するエレクトリックモーターを搭載する。

最高速は150km/h程度だが、停車状態から時速100kmまでの到達時間は5秒以下。スポーツカーメーカーらしく加速能力にはこだわった。航続可能距離も320kmと、ガソリン車なみの数値を達成した。

そのボディサイズは、全長×全幅×全高=3965×1949×1235mmで、ホイールベースは2702mm。デザイナーのサシャ・ラキック氏が「風によるファッションだ」と形容するようにゆったりと流麗的で、跳ね上げ式のドアをもつ。

シャシーは中央にカーボンとアルミニウムの合成素材を使用し、ボディパネルはカーボンファイバー製。総重量は1750kgで、前後の重量配分は45:55。
「アクティブエレクトロニックショックアブソーバー」により、路面状況に応じた柔軟なドライビングを可能にするという。

市販化も検討されてはいるものの、ハンドメイドで生産されるため、2012年以降に限定車として発売される見通しだ。

(文=野口友莉/YUYU/写真=ヴェンチュリー)

「ヴェンチュリー・ヴォラージュ」
「ヴェンチュリー・ヴォラージュ」
サスペンション用と推進用、計8つのエレクトリックモーターで構成される「ミシュランアクティブホイール」がキモ。
サスペンション用と推進用、計8つのエレクトリックモーターで構成される「ミシュランアクティブホイール」がキモ。

「ヴェンチュリー」、EVのスポーツカーを「ミシュラン」と開発【パリサロン08】の画像

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