ローブ+シトロエンが今季9勝目を獲得! フォード勢は3位、4位でフィニッシュ【WRC 08】

2008.10.06 自動車ニュース

【WRC 08】ローブ+シトロエンが今季9勝目を獲得! フォード勢は3位、4位でフィニッシュ

2008年の世界ラリー選手権(WRC)第12戦が10月3日〜5日、スペインを舞台に開催された。ホストタウンはバルセロナより西側に位置する海岸リゾート地、サローでその周辺のワインディングロードにターマックステージを設定。いずれも高速コーナーを主体とするハイスピードコースだ。
翌週の10月10〜12日に第13戦のコルシカを控えていることから、同ラウンドはターマック連戦の緒戦として注目を集めるなか、下馬評どおり、シトロエンのエース、セバスチャン・ローブが「C4WRC」で終始レースを支配。今季9勝目を獲得し、タイトル争いでまたひとつリードを広げた。

■ソルドが2位入賞を果たし、シトロエンが1-2フィニッシュ

セカンドドライバーは自由に変更できることから、フォードはエース、ミッコ・ヒルボネンに加えて、ターマックを得意とするフランソワ・デュバルをセカンドドライバーに起用。“打倒シトロエン”を達成すべく、ターマック専用の布陣となっていたのだが、シトロエンにその戦略は通用しなかった。

予想通り、ローブがデイ1から快走を披露。セカンドドライバー、ダニエル・ソルドが2番手で続く。フォードの刺客、デュバルも「フォーカスRSWRC08」を武器に3番手でソルドを追走するものの、結局、ローブが今季9勝目を獲得。ソルドが2位入賞を果たし、シトロエンが1-2フィニッシュを達成した。

ソルドと2番手争いを展開したデュバルはチームオーダーに従って、デイ3でペースダウン。その結果、デュバルの背後に付けていたヒルボネンが3位で表彰台を獲得し、デュバルが4位入賞を果たす。しかし、タイトル争いでは首位に付けるローブが2番手のヒルボネンとのマージンを12ポイントに拡大するほか、マニュファクチャラー部門でも首位シトロエンが2番手のフォードに27ポイントのリードを構築。翌週にローブ+シトロエンが得意とする母国イベント、コルシカが控えていることから、フォードにとっては苦しい展開が続くことになりそうだ。

一方、注目のスバル勢はペター・ソルベルグ、クリス・アトキンソンに加えて、ターマック要員としてJWRCで活躍したフランス人ドライバー、ブリス・ティラバッシが「インプレッサWRC2008」をドライブ。しかし、9月のインターバルは第14戦のジャパン、第15戦のGBをターゲットにグラベルでのテストを強化していたことから、マシンのセッティングに苦戦する。その結果、ソルベルグが5位に留まるほか、アトキンソンもストバート・フォードのヤリ-マティ・ラトバラに続いて7位に低迷。ティラバッシが10位でフィニッシュするなど我慢のラリー展開を強いられることとなった。

なお、SX4WRCで挑むスズキ勢は、デイ1のバーストで出遅れたトニ・ガルデマイスターが13位でフィニッシュ。パー-ガンナー・アンダーソンもデイ1でコースアウトを喫し、32位でフィニッシュするなど課題を残すラリーとなった。

(webCG)

優勝したシトロエンのローブ。圧倒的な強さを見せ、今季9勝目をマークした。(写真=シトロエン)
優勝したシトロエンのローブ。圧倒的な強さを見せ、今季9勝目をマークした。(写真=シトロエン)
シトロエンのセカンドドライバー、ダニエル・ソルドは2番手でゴール。チームの1-2フィニッシュに貢献した。(写真=シトロエン)
シトロエンのセカンドドライバー、ダニエル・ソルドは2番手でゴール。チームの1-2フィニッシュに貢献した。(写真=シトロエン)
フォードのエース、ミッコ・ヒルボネンは、「打倒シトロエン」を狙うも一歩及ばず。3位入賞に甘んじた。(写真=フォード)
フォードのエース、ミッコ・ヒルボネンは、「打倒シトロエン」を狙うも一歩及ばず。3位入賞に甘んじた。(写真=フォード)

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