【スペック】全長×全幅×全高=4570×1815×1685mm/ホイールベース=2660mm/車重=1530kg/駆動方式=FF/2.4リッター直4DOHC(170ps/6000rpm、22.8kgm/4000rpm)/価格=244万1250円(テスト車=283万800円/HDDナビゲーションシステム+音声ガイダンス機能付カラーバックガイドモニター&サイドモニター=32万9700円/アナログTVアンテナ=1万500円/G-BOOK mX Pro専用DCM=4万9350円)

トヨタ・ヴァンガード240S(5人乗り)(FF/CVT)【試乗記】

古いタイプとお思いでしょうが…… 2008.10.02 試乗記 トヨタ・ヴァンガード240S(5人乗り)(FF/CVT)
……283万800円


リッチでゴージャスなCMでおなじみの「トヨタ・ヴァンガード」にFFモデルが追加。四駆よりFFのほうがこのクルマらしいと思える、その理由は?

SUVとオフロード四駆は、牛とクジラの関係?

「トヨタ・ヴァンガード」のラインナップに新たに加わったFFモデルを目の前にして、腕組みをしたわけです。オフロードをわしわし進んでいきそうなカッコのこのクルマが四駆ではなくFFだというのが、なかなか興味深い。たとえて言うなら、生活防水のダイバーズ・ウォッチとでも申しましょうか。

SUVの本場アメリカではFFのSUVなんて当たり前、ということは知識としては知ってるつもり。それに、そもそもヴァンガードの四駆システムはFFをベースにしたもので、泥濘地やガレ場など本格的なオフロードで真価を発揮するタイプでもない。
でも正直、脳裏に浮かぶのは「見かけ倒し」という言葉……。どうなんでしょう、FFのSUV。どうなんでしょうと聞かれてもみなさんも困ると思うので、しばらくFFのヴァンガードをお借りして乗ってみました。

で、何日間かをFFのヴァンガードと過ごすうちに考えが変わった。自分は古いタイプなもんで、ついついヴァンガードを「ランクル」や「ジープ」の仲間だと考えてしまう。でもヴァンガードは、祖先こそオフロード四駆と近いかもしれないけれど、まったくの別種だった。近い祖先を持つとされる牛とクジラがまったく別の方向に進化した、みたいな話だ。

使ってみた印象の前にざっくりとヴァンガードを解説すると、日本国内仕様よりもホイールベースが100mm長い輸出用「RAV4」をベースに、少しアダルトなデザインのボディをかぶせた「お洒落版RAV4」。RAV4が輸出を想定しているいっぽうで、ヴァンガードは基本的には国内専用車種だ。

今回試乗したのは2.4リッター直4エンジン搭載の5人乗り仕様で、さんざん書いたようにFF。3列シートの7人乗り仕様も選べる。ただし3.5リッターV6エンジンは四駆との組み合わせのみで、FFの設定はない。

2007年8月のデビューからちょうど1年が経過したこの夏、ヴァンガードに内外装の小変更が施され、あわせてこれまで四駆モデルだけだったところにFFモデルが加わったのだ。
大人っぽくてなかなかいい色合いの、ベージュのシートに収まってエンジンを始動する。


トヨタ・ヴァンガード240S(5人乗り)(FF/CVT)【試乗記】の画像
2.4リッター+CVT+FFのこの仕様だと、10・15モード燃費は13.0km/リッターに達するという。燃費の良さは、ライバルと比較した場合の大きなアドバンテージだ。
2.4リッター+CVT+FFのこの仕様だと、10・15モード燃費は13.0km/リッターに達するという。燃費の良さは、ライバルと比較した場合の大きなアドバンテージだ。
新色が追加された以外、外観に大きな変更はない。ヴァンガードのラインナップの中では、今回試乗した240SのFF仕様が最も安い244万1250円。一番高価なのは、3.5リッターV6エンジンを積む四駆の7名乗車仕様の「350S“Gパッケージ”で、335万4750円。
新色が追加された以外、外観に大きな変更はない。ヴァンガードのラインナップの中では、今回試乗した240SのFF仕様が最も安い244万1250円。一番高価なのは、3.5リッターV6エンジンを積む四駆の7名乗車仕様の「350S“Gパッケージ”で、335万4750円。

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