新型「アウディS4」は新技術が盛りだくさん【パリサロン08】

2008.09.29 自動車ニュース
「S4」
新型「アウディS4」は新技術が盛りだくさん【パリサロン08】

【パリサロン08】新型「アウディS4」は新技術が盛りだくさん

独アウディは、2008年10月2日から開催されるパリモーターショー(通称パリサロン)で、新型「S4」「S4アバント」を発表する。

「S4アバント」
「S4アバント」
 
新型「アウディS4」は新技術が盛りだくさん【パリサロン08】の画像

■「S」モデルにもダウンサイジングの波

兄弟車の「S5」が4.2リッターV8エンジンに従来どおりのクワトロ、そして、ティプトロニック付6ATを搭載するのに対し、新しい「S4」「S4アバント」はまるで違う構成のパワートレインを採用する。

エンジンは、3リッターV6にスーパーチャージャーを備える「3.0 TFSI」。フェイスリフト後の「A6」に搭載される3リッターV6をベースにしながら、33kW(43ps)、20Nm(2.0kgm)アップの最高出力245kW(333ps)、最大トルク440Nm(44.9kgm)を達成。「S5」のV8にほぼ匹敵する実力を手に入れている。
それでいて、平均燃費は9.7リッター/100km(10.9km/リッター)と、S5(6AT)に対して約1割の燃費向上を果たした。エンジンのダウンサイジングは、アウディ伝統のSモデルといえども例外ではないのだ。

組み合わされるトランスミッションは、6段マニュアルが標準。オプションでデュアルクラッチタイプの7段Sトロニックが用意される。

 
新型「アウディS4」は新技術が盛りだくさん【パリサロン08】の画像
 
新型「アウディS4」は新技術が盛りだくさん【パリサロン08】の画像

■スポーツディファレンシャルを新搭載

当然、駆動方式はフルタイム4WDの「クワトロ」であり、差動制限機構を持つ機械式のセンターデフを採用。通常の走行時には前40:後60のトルクを配分するあたりは、現行「A4」や「S5」と同じ。

S4では、クワトロに加えて、「スポーツディファレンシャル」と呼ばれる電子制御ディファレンシャルが採用されている。これはコーナリング時にリア外側のタイヤを増速し、素早いコーナリングを実現するもので、アウディとしては初の試みとなる。

3.0 TFSI、7段Sトロニック、そして、スポーツディファレンシャルを備えたクワトロと、新技術を盛り込んできたS4、S4アバント。
市場への投入は2009年3月からを予定している。

(文=生方聡)

関連キーワード:
S4S4アバントアウディパリモーターショー2008イベント自動車ニュース

あなたにおすすめの記事
関連記事
  • アウディA7スポーツバック 2017.10.24 画像・写真 独アウディが新型「A7スポーツバック」を世界初公開した。新型「A8」から導入が進められている新しいデザインコンセプトに加え、48Vのマイルドハイブリッド機構が組み合わされた新しいパワープラントも特徴となっている。
  • フォルクスワーゲン・アルテオンRライン 2.0 TSI 4MOTION(4WD/7AT)【海外試乗記】 2017.10.27 試乗記 フォルクスワーゲンの新たなフラッグシップモデル「アルテオン」。流麗な5ドアクーペのスタイリングをまとったニューカマーの実力を、アウトバーンを中心にドイツの一般道で試した。
  • アウディA8L 55 TFSIクワトロ/A8L 60 TFSIクワトロ【海外試乗記】 2017.11.7 試乗記 第4世代に進化したアウディのフラッグシップセダン「A8」。その内容は、量産車としては初となるレベル3の自動運転システムを導入するなど、まさにブランドスローガンの“技術による先進”を体現するものとなっている。スペイン・バレンシアで試乗した。
  • アルファ・ロメオ・ジュリア クアドリフォリオ(FR/8AT)【レビュー】 2017.11.10 試乗記
  • ポルシェ911カレラ(RR/7MT)【試乗記】 2017.10.23 試乗記