カフェマスターのヒトリゴト第4回:みんなの力をひとつにして

2008.09.13 エッセイ

カフェマスターのヒトリゴト第4回:みんなの力をひとつにして

メイク・ア・ウィッシュ・オブ・ジャパンの思い

難病の子供たちが抱いている夢。

・ディズニーランドに行きたい!
・イルカに会いたい!

可愛い夢もあります。

・温泉卵を作りたい。
・4階に住んでみたい。

どれも、普通にできることのように思えますが、難病の子供たちにとってはとても大変なことなのです。

僕は、難病の子供たちの夢が叶うことが、その家族にとっても素晴らしい体験になったり、辛い気持ちを少しでも和らげることになるんじゃないかという思いから、このチャリティ活動をしています。

夢がかなった子供たちのなかに、医学では説明がつかない不思議なことが起こったことがある、という話を聞いたことがあります。
家族はその奇跡を願い、子供たちの夢を叶えてあげたいと思うのです。

僕にも2人の子供がいます。彼らは、とても元気で、およそ難病とは無縁に思えます。しかし、難病で苦しんでいる子供たちのなかには、彼らのように病気とは無縁の生活をしていて、突然病魔に襲われたというケースも少なくないのです。
健康だった少年が、部活の帰りにちょっとした異変を訴え、検査してみるとすでに現代医学ではどうにもならない病に侵されていた。というように。

これは、誰にでも、どこの家庭にでも起こりうる話だと思います。病気と向き合い闘う子供たち。絶望感に襲われた家族の気持ちを思うと、子供たちの夢の意味も大きくて重いものに感じられます。

「メイク・ア・ウィッシュ・オブ・ジャパン」は、そんな子供たちやその家族の力になりたいという思いで活動しています。
難病の子供たちと何の接点も持たない赤の他人が「何か自分にできることはないか」「少しでも気持ちが救われるように」と想い、できることを一途にやれたら、やがてそれが大きな輪になって僕たちの周りはもっといい世の中になるんじゃないか、とそう考えます。

パフォーマンスで難病の子供を大磯につれてくることはありません。派手な仕掛けも何もないイベントです。
このイベントに必要なのは、赤の他人のまっすぐなハートだけなのです。

(文と写真=外舘ミツオ)

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『NAVI』編集部

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毎月26日発売のカーライフマガジン『NAVI』。日夜取材に追われる編集部員は、加藤編集長はじめツワモノぞろい。どこがツワモノかって?……このコーナーを読めばわかります。