【スペック】カレラ4:全長×全幅×全高=4435×1852×1310mm/ホイールベース=2350mm/車重=1470kg/駆動方式=4WD/3.6リッター水平対向6 DOHC 24バルブ(345ps/6500rpm、39.8kgm/4400rpm)(欧州仕様車)

ポルシェ911カレラ4シリーズ【海外試乗記】

かつてない走り 2008.08.29 試乗記 ポルシェ911カレラ4シリーズ

いまや911シリーズの販売は、5割以上が4WDだという。その中核を担う「911カレラ4」シリーズが新型となり、新世代の直噴エンジンと2ペダルMTが与えられた。その走りはいかに?

RRはもう古い

意外と思われるかもしれないが、世界のポルシェ911シリーズのセールスにおいては、実はその50%以上が四輪駆動モデルで占められているのだという。カイエンを含むポルシェ全体のではない。あくまで911シリーズの内訳としてだ。もはや「911の基本はRRレイアウト」という表現は、正しくないのかもしれない。

そんな現代の911の主力である911カレラ4シリーズが、つい先日のカレラシリーズに続いて997型になって初の、大幅なマイナーチェンジを敢行した。もちろん、その成り立ちや位置づけはこれまでと変わりはなく、変更内容も基本的にはそれに準ずる。すなわち目玉はいよいよ登場した7段ツインクラッチギアボックス、PDK(ポルシェ・ドッペル・クップルング)の搭載であり、完全新設計の直噴化された水冷水平対向6気筒ユニットの採用であり、またランプまわりを中心とした外観のリファインということになるのだが、カレラ4シリーズについては、さらにいくつかの注目すべきポイントがある。

まずはフルタイム4WDシステムが、従来のビスカス式からPTM(ポルシェ・トラクション・マネージメント)と呼ばれる電子制御式へと一新された。これはすでに911ターボに採用されているものだ。そして後輪駆動のカレラ・シリーズに対して40mmワイドなボディをさらに強調するべく、左右のテールランプ間に赤色のガーニッシュが渡されたのも目をひくポイントといえる。

この記事の大きな画像を見るためには、画像ギャラリーをご覧ください。

911の他の画像を見るためには、写真一覧をご覧ください。

関連記事
  • ポルシェ718ケイマン(MR/6MT)【試乗記】 2016.12.19 試乗記 新開発の2リッター4気筒ターボエンジンを搭載する、ポルシェのスポーツカー「718ケイマン」。ワインディングロードや高速道路を走らせてみると、これまでの6気筒モデルとは違った走りのよさが見えてきた。
  • チュリニ峠を行く新型「アルピーヌA110」 2017.4.3 画像・写真 ジュネーブショー2017で世界初公開された新型「アルピーヌA110」。オリジナルのA110がRRだったのに対し、新生A110はMRのレイアウトを採る。モンテカルロラリーの名所、チュリニ峠を行く姿を写真で紹介する。
  • ミドシップスポーツ「718ケイマン」を知る 2016.11.15 A Life with PORSCHE CAYMAN<PR> 2016年春に世界初公開されたポルシェの2シータースポーツ「718ケイマン」が、日本上陸を果たした。新たに開発された水平対向4気筒ターボエンジンや、一段と磨きのかけられた足まわり、こだわりの内外装は、どんな運転体験をもたらすのか。上級モデル「718ケイマンS」に試乗し、その実像に迫った。
  • ポルシェ911カレラ(RR/7MT)【試乗記】 2016.5.4 試乗記 3リッターの直噴ターボエンジンや、より洗練されたシャシーなど、各所に最新の技術が取り入れられた「ポルシェ911カレラ」に試乗。余計な装備の付いていない“素”のモデルだからこそ感じることができた、最新911の本質を報告する。
  • ポルシェが「パナメーラ」の最上級モデルを日本に導入 2017.4.20 自動車ニュース ポルシェが「パナメーラ ターボS E-ハイブリッド エグゼクティブ」の予約受け付けを開始。V8ターボとプラグインハイブリッド機構を組み合わせた「パナメーラ」最上級グレードで、価格は2831万~3044万円となっている。
ホームへ戻る