パナソニック普及価格帯の「ストラーダ」がモデルチェンジ

2008.08.22 自動車ニュース
CN-HW800D(写真)とBluetoothを内蔵したCN-HW830Dに外観上の違いはない。もちろん操作はタッチパネル方式だが、とくに後席からの地デジ操作に便利なリモコンも付属する。
パナソニック普及価格帯の「ストラーダ」がモデルチェンジ

パナソニック普及価格帯の「ストラーダ」がモデルチェンジ

パナソニックから普及価格帯の2008年型カーナビが発売された。上級機をも凌駕する内容充実の要注目モデルだ。

8つに増えた新しいツートップメニューでは、よく使うメニュー項目を4:4から2:6まで振り分けることが可能。
8つに増えた新しいツートップメニューでは、よく使うメニュー項目を4:4から2:6まで振り分けることが可能。
地図は色味が控えめになり、アンチエイリアス効果で複雑な曲線道路もより見やすくなった。ルート案内時には先の右左折まで見通せるガイド画面が右側に表示。
地図は色味が控えめになり、アンチエイリアス効果で複雑な曲線道路もより見やすくなった。ルート案内時には先の右左折まで見通せるガイド画面が右側に表示。
永福で降りたほうが近距離なのはわかっているが、高井戸で降りたほうが走りやすいんだけどなあ……と前もって状況がわかっている場合に、高速道路のIC指定は役立つ。
永福で降りたほうが近距離なのはわかっているが、高井戸で降りたほうが走りやすいんだけどなあ……と前もって状況がわかっている場合に、高速道路のIC指定は役立つ。

■上級さながらの機能に、高精細モニター

パナソニックの高級カーナビ「ストラーダFクラス」が“家の中が見えるナビ”として、驚きを持って登場したのはまだ記憶に新しいが、早くもその新技術を盛り込んだ普及機が登場した。その名は「CN-HW800」シリーズ。これまでの「HDS700」シリーズに代わるストラーダ2DIN一体型ナビだ。モデルは、標準仕様のHW800(23万9400円)とネットワーク機能を充実させたHW830(24万9900円)の2種類。

内容は驚くことに、10万円以上高い08年型Fクラス、CN-HW(X)1000Dに準じている。すなわち、この機能に対応する同社製ネットワークカメラとリンクさせれば、クルマにいながらにして“家の中が見える”機能を持っている。(HW830のみ)、音楽再生時の音のクオリティーをひときわ高めた「MIXER'S LABチューニング」も08Fクラスから受け継いでいる。
これまで高級機と普及機とで明確な差別化をしてきたモニターも、このHW800シリーズではW-VGAモニターを採用、従来型と比較すると約4倍の高精細が得られるようになった。これもFクラスと肩を並べる高級仕様だ。高精細モニターの真価を発揮する地デジチューナーももちろん内蔵、ただしこちらは従来どおり2チューナー/2アンテナと若干見劣りはする。DVD再生はVRモードにも対応しているので、自宅で録った地デジ番組のDVDをクルマの中で楽しむことができるのは便利だ。

連続するレーン案内を装備。3車線以上ある広い道路を走る場合、非常に安心して走ることができる。
連続するレーン案内を装備。3車線以上ある広い道路を走る場合、非常に安心して走ることができる。
駅前、踏切と……経験上ここは絶対混むから走りたくないという場所を事前登録しておけば、そこを避けたルート探索をしてくれる。
駅前、踏切と……経験上ここは絶対混むから走りたくないという場所を事前登録しておけば、そこを避けたルート探索をしてくれる。
複雑な交差点は単純な模式図ではわかりにくいもの。これだけ詳細に描いてくれれば安心度は高い。
複雑な交差点は単純な模式図ではわかりにくいもの。これだけ詳細に描いてくれれば安心度は高い。

■地図も最新式に

肝心のナビゲーションに関してもFクラスと同じ。使いやすさで定評のあるトップメニューは、使う人の頻度に合わせてオーディオとナビの項目数をカスタマイズできる新仕様に。地図も一新された。交差点案内もパナソニック普及ナビとしては久々のフルチェンジとなる新しい見せ方を採用。特定の駐車場に限るが、駐める位置まで描いた詳細な駐車場マップも新採用した。

使える機能としては、渋滞しやすいエリアを予めルートの対象から外しておける「迂回メモリー」や、高速道路を使うルート探索で利用したいICを細かく指定できる「入口/出口インターチェンジ指定」などが挙げられる。これらは実際使う上で重宝すること間違いない。

家の中が見えるHW830ではBluetooth機能も装備しているので、対応携帯電話を持っていれば簡単に、かつスムーズにハンズフリー通話が可能である。HW800とはこの点だけが異なるので、選択のポイントにするとよいだろう。

(文=尾沢英彦(『カーナビの達人』編集長))

この記事の大きな画像を見るためには、画像ギャラリーをご覧ください。