仏プジョー、コンセプトカー「RC」を発表【パリサロン08】
2008.08.21 自動車ニュース【パリサロン08】仏プジョー、コンセプトカー「RC」を発表
仏プジョーは、2008年10月2日から開催されるパリサロンで、「クーペGT」のコンセプトモデル「RC」を展示する。
このコンセプトカーは、2002年ジュネーブショーで発表されたスポーティな4シータークーペのコンセプモデル「RC♠/♦」と、2006年パリサロンで展示された同「908RC」の間に位置づけられ、将来の方向性を睨んだスタイルとメカニカル、テクノロジーを融合させたモデルであるという。
4ドア4シーターの新RCのエンジンは、電気モーターと組み合わせたハイブリッドを採用。そのポテンシャルは230kw、313psのハイパフォーマンスを見せながら、CO2排気量はわずか109g/kmに抑えられている。完全エレクトリックモードの場合は、もちろんゼロ・エミッションだ。
ドライビングへの情熱とエコを兼ね備えていると、プジョーは胸を張る。
その外観は、908RCのように、プジョーらしいアグレッシブかつスタイリッシュなもので、パリサロンでも注目されることになるだろう。
現時点では、このRCの具体的なモデル名は不明だが、現行「607」に代わるフラグシップモデル「608」を意識していると、母国フランスでは囁かれる。4ドアクーペの新車「608」は、2009年に発売が予定されており、パリサロンで展示されるとも言われている。
「308」シリーズの発売時期に、コンセプトカー「308RCZ」を登場させたプジョーだけに、その可能性は十分にありそうだ。
(文=野口友莉/YUYU)
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