【スペック】全長×全幅×全高=4063×1721×1446mm/ホイールベース=2511mm/車重=1145kg/駆動方式=FF/1.4リッター直4 16バルブ・ターボ(155ps/5500rpm、23.5kgm/3000rpm)(欧州仕様車)

アルファ・ロメオ・アルファ・ミート(FF/6MT)【海外試乗記】

入門者にも目利きにも 2008.07.29 試乗記 アルファ・ロメオ・アルファ・ミート(FF/6MT)

車名を公募するなど、その存在を事前にPRしてきた、アルファ・ロメオの新型コンパクトカー「ミート」。イタリアで、いち早くそのステアリング握った。

理屈じゃないのだ

ミラノでデザインされ、トリノで生産される。それがアルファ・ロメオの新しいコンパクトカー“MiTo”の不思議なネーミングの由来である。そして、それは同時に“神話”を意味する“mytho”の音とも掛けられているという。日本語表記は“ミート”である。

全長4.06m×全幅1.72m×全高1.44mと、147よりさらにひと回り小さいボディは、しかしそれに負けない強烈な存在感を放っている。そのスタイリングに、あの「8Cコンペティツィオーネ」のイメージを投影されているのは明らか。フロントマスク全体、サイドウィンドウのグラフィックス、LEDを用いた円形テールランプなど、そこかしこに似た雰囲気のディテールが盛り込まれている。

均整のとれた美しいデザインか? と問われたら、答に窮する。真正面から見た姿などは、かなりファニーな印象だ。けれど、つい目を奪われてしまう魅力が濃厚なのも、またたしか。ほかでもないアルファ・ロメオ。理屈じゃないのだ。

インテリアも期待を裏切らない。繊細なメーターまわりや円形のエアダクトなど、意匠はいかにもアルファらしいもの。単に必要なものを配置しただけでなく、いかに情緒を掻き立てるかというデザインがなされている。クオリティもこのクラスではハイレベル。なにしろポルトローナ・フラウ社製レザーシートまで選べるほどである。

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