V6の新型ロータス「エヴォーラ」がデビュー

2008.07.24 自動車ニュース
「ロータス・エヴォーラ」
V6の新型ロータス「エヴォーラ」がデビュー

V6の新型ロータス「エヴォーラ」がデビュー

英ロータスは、2008年7月22日のプレスデーで開幕したロンドンショーにおいて、新型のスポーツカー「EVORA」(エヴォーラ)を発表した。

 
V6の新型ロータス「エヴォーラ」がデビューの画像
 
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■一番大きなロータス

「エヴォーラ」は、1995年に「エリーゼ」がデビューして以来久々となる、同社のオールニューモデルだ。

他のロータス車と同じMRのスポーツカーながら、2+2のシートレイアウトをもつのが最大の特徴。フロントオーバーハングを長く、リアのオーバーハングを短く取ったボディサイズは全長×全幅×全高=4342×1848×1223mm。
ラインナップ中“最大のロータス”であり、2シーターの「エリーゼ」シリーズに比べると、542mm長く、128mm幅広い。ライバルと目される「ポルシェ911カレラS」(4435×1808×1310mm)からみれば、ひとまわり小さい。
ホイールベースは2575mm(エリーゼ=2300mm、ヨーロッパ=2330mm)。軽さで知られるロータスだが、新型の車重は大台を一気に超え、1350kg(エリーゼ=870kg、ヨーロッパ=995kg)となった。

エンジンは、「エスティマ」「ブレイド」「アルファード」などにも積まれるトヨタ製の3.5リッターV6「2GR-FE」ユニット(280ps/6400rpm、34.9kgm/4700rpm)を採用。マネジメントと排気システムに変更を加えたうえで、同社が得意とする押し出しアルミ接合シャーシにミドマウントした。トランスミッションは6段MTのみ。
タイヤは「エヴォーラ」用に専用設計されたヨコハマ。フロント225/40R18、リア255/35R19の前後異径タイヤとなる。

実際のパフォーマンスは、(プロトタイプのデータながら)0-100km/hが5秒弱、最高速は264km/h強と伝えられる。

キャビンは、空気抵抗に優れるティアドロップ型だ。
キャビンは、空気抵抗に優れるティアドロップ型だ。
 
V6の新型ロータス「エヴォーラ」がデビューの画像
容量160リッターの荷室には、エンジンルームから入る熱を下げるための冷却システムがレイアウトされる。
容量160リッターの荷室には、エンジンルームから入る熱を下げるための冷却システムがレイアウトされる。

■質感を重視

空気抵抗を考えて丸みを帯びたデザインとされたキャビンは、サイドシルを細くし開口部を大きくとるなど、乗降性にも配慮がなされた。

運転席と助手席にはレカロ社製の本革スポーツシートを採用。スイッチ類の多くに金属素材を用いるなど、手触りの質感を重視したという。
特徴であるリアシートは、小柄な大人または子供の使用を想定したサイズで、チャイルドシート取付け器具が左右ともに備わる。荷室容量は、160リッター。なお、2シーターバージョンも後ほどラインナップに加わる予定だ。

「エヴォーラ」は、これから英国東部のヘセルにある専用のアセンブリラインで手組みされる。生産台数は年間約2000台で、欧州では2009年春にデリバリー開始。日本には初夏の導入を予定しているという。予定価格は、約4万5000ポンド(邦貨にして1000万円前後)。
さらに、コンバーチブルをはじめ、将来的には派生モデルの展開も検討されているとのことだ。

(webCG 関)

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