三菱、「レーシング ランサー」投入で次のダカールラリーはいただき!?

2008.07.17 自動車ニュース

三菱、「レーシング ランサー」投入で次のダカールラリーはいただき!?

三菱自動車は、2009年のダカールラリーに向けて、新型の競技用車両「レーシング ランサー」を開発したと発表した。

2009年は、アフリカ大陸から南米大陸に舞台を移して争われる予定の、ダカールラリー。1983年から25大会連続で参戦し続けてきた三菱は、従来のパジェロに代えて、新型の「レーシング ランサー」を投入する。
「今後、当面のクロスカントリーラリー活動ではディーゼルエンジンの技術開発に主眼を置くことから、欧米をはじめとする世界戦略車でありディーゼルエンジン搭載車でもある『ランサー』(日本名『ギャランフォルティス』)に、その役割を引き継ぐこととした」(リリース)のだという。

「レーシング ランサー」は、FIAグループT1(=改造クロスカントリーラリーカー)規定にのっとったマシンで、2010年から施行される新レギュレーションにも対応する。
2008年夏から欧州各国で発売する「ランサースポーツバック」をモチーフとしたカーボン製ボディの寸法は、全長4475mm×全幅1990mm。ホイールベースは2900mmで、トレッドは前後とも1750mm。従来の「パジェロ エボリューション」(MPR13)に比べると、全幅&トレッドはそのまま、全長は280mm、ホイールベースは125mmも長くなる。

新設計のスチール製マルチチューブラーフレームの車体に、260ps、66.3kgmを発生する3リッターV6ディーゼルターボエンジン(パジェロは4リッターV6ガソリン/255ps、42kgm)を搭載。リカルド社製5段シーケンシャルマニュアルトランスミッションを介し、四輪を駆動する。
駆動系や足まわりには、これまで同ラリーを戦ってきた(通算12勝)技術をベースに、新レギュレーションとディーゼルターボエンジンの特性に合わせた改造が施される。

「レーシング ランサー」で培われるディーゼル技術のノウハウは今後、市販車用の新世代クリーンディーゼルエンジンなどにフィードバックされる予定。4WD技術のノウハウも、様々な方式の市販用4WDシステムに取り入れていくとのことだ。

(webCG 関)

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