世界最速の4ドア?「べントレー・コンチネンタル フライングスパー スピード」が欧州で発表

2008.06.16 自動車ニュース

世界最速4ドア?「べントレー・フライングスパー“スピード”」本国で発表

世界最速の4ドア?「べントレー・コンチネンタル フライングスパー スピード」が欧州で発表

英ベントレーが、4ドアセダン「コンチネンタル フライングスパー」に一部改良を加えるとともに、高性能版「コンチネンタル フライングスパー スピード」を追加し、発表した。


世界最速の4ドア?「べントレー・コンチネンタル フライングスパー スピード」が欧州で発表の画像

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■フロント&リアデザインをリフレッシュ

ベントレーの「コンチネンタル フライングスパー」は、「コンチネンタルGT」(2ドア)をベースに2005年に誕生した4ドアモデルだ。フォルクスワーゲンのW型12気筒ツインターボエンジンを搭載し、552psを発生。0-100km/h加速が5.2秒、最高速312km/hを記録する性能をもって、世界トップレベルの4ドアセダンに数えられる1台となった。

そのフライングスパーの2009年モデルが本国で発表された。新しいイヤーモデルのトピックは、外観の一部デザイン変更と、さらなる高性能を誇る「フライングスパー スピード」が追加されたことである。

外観の変更については、フロントグリルを現行型よりも切り立ったデザインとし、バンパー下部のエアインテーク中央部分をワイドな形状に変更。これらの改良によりベントレーならではのプロファイルを強調したというのがメーカーの主張である。リアデザインも見直した。サイドモールディングを車体後方まで回り込ませたデザインとするなど若干の変更を加えることで、オリジナルデザインを崩さない範囲で新しいイメージを打ち出している。

このほか変更が加えられた点としては、レーダーで前走車との車間距離を検知し、停止を含む幅広い車速域に対応させたアダプティブ・クルーズコントロール、1100Wの高出力オーディオシステム、新しい19インチアルミホイールを採用したことが挙げられる。


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■「世界最速の4ドア」の座を守るべく

フライングスパーが登場した2005年当時は、ベントレーが(市販車カテゴリーでは)“世界最速の4ドア”を謳うことに異議を唱える向きは少なかった。が、プレミアムカー市場においてそのような称号は長く続かないことが多い。他からもメーカーの威信をかけたハイパフォーマンスモデルが次々と登場してくるからだ。

実際、フライングスパーの登場より少し前にも、「BMW M5」が0-100km/h加速=4.7秒という“俊足”を達成していた。また、最近では「メルセデス・ベンツ CLS63 AMG」が、0-100km/h加速=4.5秒!を樹立。これら2台のハイパフォーマンスカーは、メーカー間の紳士協定により最高速が250km/hに制限されているが、リミッターがなければベントレーより速いかもしれない。実際、M5はリミッターなしの状態では320km/h出ると言われている。

そのような市場背景を意識してのことだろう。ベントレーは、フライングスパーのさらに上をゆく高性能版として「フライングスパー スピード」を設定。2009年モデルから売り出すことを発表した。ベントレー史の古くにその名を刻んだ“スピード”の名が付けられた同モデルは、搭載するW12ツインターボのチューニングにより、スペックを最高出力610ps、最大トルク76.5kgmまで引き上げた高性能バージョンである。

公表データは0-100km/h加速が4.5秒、最高速は322km/hを達成。またしても呆れてしまうような高性能を実現した。

(webCG 曽宮)

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