ポルシェフリーク必携の一冊――『ポルシェ 飛躍の15年』発売

2008.06.11 From Our Staff
サクセスストーリーがここに――『ポルシェ 飛躍の15年』発売

ポルシェフリーク必携の一冊――『ポルシェ 飛躍の15年』発売

赤字経営を立て直し、VWグループの筆頭株主にまで成長した、独スポーツカーメーカーのポルシェ。その驚くべき成長を遂げた、激動の歴史を綴る『ポルシェ 飛躍の15年』が2008年5月26日発売されました。
911をはじめとするモデルの進化やモータースポーツでの活躍、ポルシェ首脳陣へのインタビューなど、多岐にわたる内容の一部を『CAR GRAPHIC』塚原編集長が紹介します。


ポルシェ 飛躍の15年――ポルシェ ジャパン10年の軌跡
新世代ポルシェのすべてがここにある

2008年5月26日から全国の書店で発売中
定価2500円(税込み)

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ポルシェフリーク必携の一冊――『ポルシェ 飛躍の15年』発売の画像
ポルシェSE 監査役チェアマン、ウォルフガング・ポルシェ博士
ポルシェSE 監査役チェアマン、ウォルフガング・ポルシェ博士

■15年で8倍近い成長

二玄社『CAR GRAPHIC』編集部では1994年、『ポルシェ911 31年のすべて』というムックを発行しました。当時タイプ993と呼ばれる「最後の空冷911」が発売された直後のタイミングでしたが、993に関するあらゆる情報を満載するだけでなく、30年以上に及ぶポルシェ911に関する情報を、他誌では想像することすらできないほど広範囲かつ精緻に網羅したその本は、空冷ポルシェに関するバイブル的存在として911フリークの間で高く評価されています。

あれから約15年、ポルシェを取り巻く環境は劇的に変化しました。経常赤字を計上していた1992年、火中に栗を拾う形でポルシェAGの第6代社長に就任したヴェンデリン・ヴィーデキング博士は、日本人コンサルタントの助けも得てポルシェの生産性を飛躍的に向上させることに成功。「ボクスター」というライトウェイトスポーツの生産化と、それと多くのコンポーネンツを共用するタイプ996と呼ばれる911へのモデルチェンジを通じてさらなる効率化を実現しました。

そして2003年、「カイエン」と呼ばれるまったく新しいカテゴリーのSUVを発売することによって従来のスポーツカー専業メーカーという枠を自ら拡大することに成功。これによって中東やロシア、中国などといった、ポルシェとは縁の薄かった市場への本格的参入を可能としました。これによって年産15,000台規模だった生産台数は10万台へと伸張。さらにポルシェは2009年、「パナメーラ」と呼ばれる完全な4座を持つ4ドアクーペで高級セダンマーケットに参入することが決まっており、近い将来20万台規模になることが確実視されています。


ポルシェフリーク必携の一冊――『ポルシェ 飛躍の15年』発売の画像
ポルシェAG 技術担当副社長、ウォルフガング・デュルハイマー氏

ポルシェAG 技術担当副社長、ウォルフガング・デュルハイマー氏

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■2008年はポルシェ設立60周年の年

折しも今年はポルシェが設計事務所としてスタートしてから60周年を迎えた記念すべき年。同時にここ日本では、100%子会社であるポルシェ ジャパンがポルシェ車両の輸入業務を開始してからちょうど10年が経過しました。さらにポルシェはポルシェ・オートモビル・ホールディングSEと呼ばれるホールディング企業を設立し、その圧倒的なブランド力と一般公開株価を背景にVWグループの株の31%を取得し(年内には50%まで増資の予定)、同グループの筆頭株主としてドイツを代表する自動車メーカーの中核企業へと進化を遂げました。

そこで二玄社CAR GRAPHIC編集部では、『31年のすべて』で培ったノウハウと幅広い情報網を元に、この歴史的な15年の足跡をまとめることにしたのです。

■15年間のポルシェ全車種のデータを完全網羅

内容は多岐にわたります。ポルシェの評価を根本的に変えることになった911カレラ、911GT3、ボクスターの主要モデルのロードインプレッションやメカニズム解説のほか、カイエンラリーカーの詳細など、プロダクトに関する記事だけではありません。ポルシェファミリーのスポークスマンであり、ポルシェ・オートモビル・ホールディングSEの監査役会代表であるウォルフガング・ポルシェ博士に加え、R&D部門のトップ、ウォルフガング・デュルハイマー氏やセールス&マーケティングの新しいトップ、クラウス・ベルニング氏などの独占インタビューを成功させ、さらにポルシェ ジャパン黒坂社長へのインタビューも敢行しました。

二玄社ならではのきわめて詳細なフォーマットに基づくスペック表も30ページ以上にわたって展開。さらに「最新は最善」をモットーとするポルシェにふさわしく、各モデルイヤー毎の変更点も完全に網羅しました。これこそ新世代ポルシェを語るために欠くことのできない一冊であり、近い将来、あるいは未来にポルシェオーナーになることを夢見るスポーツカーエンスージアストにとって、必携の一冊となることは間違いありません。

(CAR GRAPHIC 塚原久)

ポルシェ 飛躍の15年――ポルシェ ジャパン10年の軌跡
■コンテンツラインナップ
・ROAD IMPRESSION
・広がり続けるカイエンの世界
・ポルシェの核を訪ねて
 ポルシェSE 監査役チェアマン
  ウォルフガング・ポルシェ博士インタビュー他
・ポルシェ再生 15年のストーリー
・世界に広がるポルシェ・モータースポーツ
・モデルイヤー15年の推移
・諸元にみる15年の進化
・CGテストデータ一覧
……他

2008年5月26日から全国の書店で発売中
定価2500円(税込み)

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