【スペック】全長×全幅×全高=4870×1795×1470mm/ホイールベース=2850mm/車重=1650kg/駆動方式=FR/3.5リッターV6DOHC24バルブ(315ps/6400rpm、38.4kgm/4800rpm)価格=487万円

トヨタ・クラウン3.5アスリートのライバル車はコレ【ライバル車はコレ】

 高級サルーン対決 2008.05.29 試乗記 トヨタ・クラウン3.5アスリートのライバル車はコレ

13代目となった「トヨタ・クラウン」の最もスポーティなモデル「3.5アスリート」。セグメント違いのクルマも含めライバル車を検証する。

トヨタ・クラウン3.5アスリートのライバル車はコレ【ライバル車はコレ】

トヨタ・クラウン3.5アスリート

■世界一級のスポーツサルーン

「いつかはクラウン」――余りにも有名になったキャッチコピーを思い出し、「このブランドはやっぱりオジサン御用達だ……」とそんな紋切り型の印象を抱いていると、新型の仕上がりぶりには驚かされる。何しろそのダイナミック性能の高さたるや、名だたる欧州勢にひと泡吹かせることなど訳ない。中でも、シリーズ最高の走行性能を売り物とする「3.5アスリート」の出来栄えは、まさしく“世界一級のスポーツサルーン”と表現をするにたる高さだ。

恐らくゼロヨン(0→400m)タイムは15秒台だろう、と想像のできる力強い加速を、まさに“日本市場最適チューン”が実感できる巧みなプログラミングによる6段ATの助けもあり、飛び切りの滑らかさと共に享受できる。路面とのコンタクト感をタップリと伝えつつも、無用なキックバックは完全に遮断する電動式アシストを介したステアリングフィールは、もはや油圧式パワステ採用車を上まわる上質さだ。

パッケージングは従来型をベースとするので室内空間などに大きな変更はない。が、それでもドアミラー前方に“抜き”を設けて右左折時の視界を改善させるなど、ここでも日本市場を最優先にしたリファインが実践されている。ボディはパーソナルカーとして抵抗なく扱える最大級といえるサイズだが、そうした中にも、5.2mという最小回転半径が生み出す取りまわしのよさが大いに嬉しい。

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