新型メルセデス・ベンツ「SL AMG」発表

2008.05.28 自動車ニュース

新型メルセデス・ベンツ「SL AMG」発表

新型メルセデス・ベンツ「SL AMG」発表

2008年5月26日にフェイスリフトを受けた「メルセデス・ベンツ SLクラス」に、AMGバージョンが加わった。発売されるのは、「SL63 AMG」と「SL65 AMG」の2モデルだ。


新型メルセデス・ベンツ「SL AMG」発表の画像

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■高回転型ユニット&新開発トランスミッションを搭載

「メルセデス・ベンツSL」のAMGシリーズが、ベース車のフェイスリフトから2日後の2008年5月28日に、新型に生まれ変わった。これまでSL AMGシリーズには「SL55 AMG」と「SL65 AMG」が設定されていた。それがこのたびフェイスリフトを機にラインナップを一新。「SL55 AMG」の代わりに「SL63AMG」が設定され、「SL63 AMG」と「SL65 AMG」の2本立てになった。

新登場のSL63 AMGは、AMGが自社開発した6.3リッターV8を搭載する。このエンジンは、すでにCクラスからSクラスまでに各モデルに搭載され、好評を得ているユニット。スペックは、最高出力525ps/6800rpm、最大トルク64kgm/5200rpm。ショートストローク型(102.2×94.6mm)とし、高回転まで気持ちよく吹き上がる特性が求められたこのエンジンは、1990kgの車体をわずか4.6秒で100km/hへ到達させる。NA車としては驚異的な速さだ。

SL63 AMGには、新開発のトランスミッション“AMGスピードシフトMCT”を組み合わせた。スピードシフトMCTは、従来の7Gトロニックをベースとしつつ、トルクコンバーターの代わりに湿式多板クラッチを採用し、マニュアルトランスミッションのようなダイレクトなギアチェンジを実現したもの。

走行モードは「C」(コンフォート)、「S」(スポーツ)、「S+」(スポーツプラス)、「M」(マニュアル)の4モードから選択できる。スピードシフトMCTには、シフトダウンの際に自動的にブリッピング機能が働き、エンジン回転数をあわせてからギアを落とす機能が含まれる。これは「S」「S+」「M」モードの時に作動する。


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■最上級モデルは612psのV12搭載

「SL65 AMG」については、パワートレインに変更はなく、これまでどおり6リッターV12ツインターボが搭載される。スペックは最高出力612ps/4800-5100rpm、最大トルク102kgm/2000-4000rpm。出力/トルクともに、幅広い回転数で最高値を発生し続ける、底力のあるエンジンだ。

トランスミッションは、100kgオーバーの巨大なトルクにも耐える、採用実績の長い強化型5段ATが組み合わされる。

SL63 AMGがスポーツ指向ならSL65 AMGはラクシャリー指向といった感じで、内装がひときわ豪華なフィニッシュとなる。シートのみならず全体にナッパレザーを使用したフルレザー内装、シート&ドア内張のダイヤモンドステッチ、アルカンターラのルーフライナーなどによりラクシャリーな空間に仕上げた。

安全面では、状況によってヘッドライトの照射範囲を変化させる「インテリジェント ライトシステム」や、急ブレーキ時にブレーキランプを点滅させ後続車に注意をうながす「アダプティブ ブレーキライト」などが新たに採用された。

価格は、SL63 AMGが1910万円、SL65 AMGは2920万円。

(webCG 曽宮)

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