「マセラティ・グラントゥーリズモ」、過激な“S”が日本デビュー

2008.05.22 自動車ニュース
「マセラティ・グラントゥーリズモS」
「マセラティ・グラントゥーリズモ」、過激な“S”が日本デビュー

「マセラティ・グラントゥーリズモ」、過激な“S”が日本デビュー

コーンズ・アンド・カンパニー・リミテッドは2008年5月22日、伊マセラティの新型スポーツカー「グラントゥーリズモS」を発表。今秋より、販売を開始する。


「マセラティ・グラントゥーリズモ」、過激な“S”が日本デビューの画像
総革張りのインテリア。座面や背もたれはアルカンターラが標準。
総革張りのインテリア。座面や背もたれはアルカンターラが標準。
4.7リッターV8エンジン。ベースモデルで青いカムカバーは、鮮やかな赤に塗られる。
4.7リッターV8エンジン。ベースモデルで青いカムカバーは、鮮やかな赤に塗られる。

■アスリート系

「マセラティ・グラントゥーリズモ」は、2007年3月のジュネーブショーでデビューした、2ドア4シータークーペ。同年10月の東京モーターショーで日本上陸を果たした。
今回新たに追加される「S」は、そのハイパフォーマンスバージョンだ。

カロッツェリア「ピニンファリーナ」が担当したエクステリアデザインは、先代モデルの「クーペ」や「グランスポーツ」よりもアグレッシブなもの。“Sでない”グラントゥーリズモとほとんど見分けはつかず、実際の寸法(全長×全幅×全高=4881×1915×1353mm、ホイールベース=2942mm)も変わらない。
が、中身は大きく手を加えられた。

フロントに収まるエンジンは、グラントゥーリズモに積まれる4.2リッターV8をベースに、排気量を500cc拡大。35psと3.0kgm多い、440ps/7000rpm、50.0kgm/4750rpmを発生する。

トランスミッションは、ベースモデルが伝統的なトルコン式の6段ATなのに対し、2ペダル式6段MTが組み合わされた。新たに「MCシフト」と呼ばれるそれは、従来型の2ペダル式MTよりも0.05秒短い、0.1秒でのギアチェンジを可能にする。
搭載位置は、エンジンの直後からリアアクスル前方へと移動、いわゆるトランスアクスルレイアウトになった。結果、車両の前後重量配分は47:53と、「S」のほうが2ポイントほど“リア寄り”になった。加速時のトラクションなど、運動性能がより高まったという。

実際のパフォーマンスは、0-100km/h加速が(グラントゥーリズモより)0.3秒短縮されて4.9秒に。最高速は、10km/hアップして295km/hになった。

Sオリジナルの20インチホイール。サスペンションも、走りに振った専用チューンが施された。
Sオリジナルの20インチホイール。サスペンションも、走りに振った専用チューンが施された。
マフラーエンドは、「グラントゥーリズモ」が左右振り分けの4本出し、「S」が楕円の2本出しとなる。後者のサイレンサー内にはバイパスバルブがあり、出力特性(とエグゾーストノート)を制御する。
マフラーエンドは、「グラントゥーリズモ」が左右振り分けの4本出し、「S」が楕円の2本出しとなる。後者のサイレンサー内にはバイパスバルブがあり、出力特性(とエグゾーストノート)を制御する。

制動に関しても抜かりなく、ブレンボと共同開発したブレーキはフロントのディスク径を330mmから360mmに拡大。6ピストンキャリパーが組み合わされる。なお、ホイールはオリジナルデザインの大径20インチが奢られ、サイレンサーエンドとともに、数少ない「S」の識別ポイントとなっている。

価格は、グラントゥーリズモより220.0万円高い、1750.0万円。デリバリー開始は、2008年の秋が予定されている。

(webCG 関)

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