【スペック】全長×全幅×全高=3935×1685×1440mm/ホイールベース=2545mm/車重=1230kg/駆動方式=FF/1.6リッター直4DOHC16バルブ(120ps/6000rpm、16.3kgm/4250rpm)/価格=287万円(テスト車=312万5000円)

MINIクーパー・クラブマン(FF/6AT)【ブリーフテスト】

MINIクーパー・クラブマン(FF/6AT) 2008.05.20 試乗記 ……312万5000円
総合評価……★★★★

後ろから見ないとソレと気づかない「MINI」のロングバージョン「MINIクラブマン」。後席が広くなっただけでなく、走りや乗り心地にも大きな違いがあった。
 
MINIクーパー・クラブマン(FF/6AT)【ブリーフテスト】

ファミリーのために

真正面から見ると、ルーフ両端に“角”(つの)があるくらいで、ハッチバックと区別するのが難しい「MINIクラブマン」。しかし、横や後ろにまわると違いは歴然。胴長のプロポーションや観音開きのリアドアなど、懐かしのモーリス・ミニ・トラベラーやオースチン・ミニ・カントリーマンの血統というのがよくわかるユニークなデザインが特徴である。

それだけではただの胴長MINIで済まされそうだが、ボディ右側にも観音開きの“クラブドア”を設けたのがこのクルマの(商売)上手なところ。「これなら後席の乗り降りも便利ですよ!」とアピールされたら、これから家族が増えるからと“卒業”を迫られている若いMINIオーナーや、ファミリーのためにMINIを諦めていた心優しいオトーサンのハートを揺さぶること間違いなし。

そんなマーケティングの巧さもさることながら、実際に運転してみると、少し大人びた性格が快適さを生み、それでいて威勢の良さを忘れていないのが実に絶妙。4m以下に収まる全長は扱いやすく、1.6リッターエンジンは低燃費が期待できるなど、コンパクトカーならではの魅力も十分だ。個性的で元気なファミリーカーがほしいという人にはオススメの一台。そういう私も、すっかりその気になっているオトーサンのひとりである。

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