全身レーシィ「アウディA3 TDIクラブスポーツクワトロ」

2008.05.19 自動車ニュース
 
全身レーシィ「アウディA3 TDIクラブスポーツクワトロ」

全身レーシィ「アウディA3 TDIクラブスポーツクワトロ」

独アウディは、「A3」の3ドアモデルをベースに、スポーティな内外装や新型TDIエンジンを搭載したコンセプトカー「A3 TDI クラブスポーツ クワトロ」を発表した。

 
全身レーシィ「アウディA3 TDIクラブスポーツクワトロ」の画像
 
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■高性能をアピールする派手な外観

オーストリアで2008年5月21〜25日に開催される第27回「Lake Worther Tour」というイベントで、アウディは1台のスタディモデルをお披露目する。その名は「A3 TDI クラブスポーツ クワトロ」。新設計“TDI”(ディーゼル)エンジンのプロモーションの一環として製作したコンセプトモデルだ。

新エンジンのポテンシャルの高さをアピールするのが主目的ゆえ、出で立ちはとにかく派手。クローム処理を施したシングルフレームグリル、レーシングカーにヒントを得た大型エアインテーク付きフロントバンパー、265/30-20インチのワイドタイヤを包み込むボルトオン式のオーバーフェンダー、ディフューザー式のリアバンパー、大型リアスポイラーなど、サーキットの雰囲気を全身から発散する。

内装についてもホールド性を高めたセミバケットタイプのフロントシートや一部にアルミを採用したフラットボトムのステアリングホイール、アルミ製のHパターンシフトゲート、軽量化のため贅肉をそぎ落とし、ボディと同色のペイントを施したドアトリムなど、レーシングイメージを感じさせるインテリアに仕上げた。

 
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■リッターあたり112ps

注目のエンジンは、排気量1986ccの直列4気筒ディーゼル。8つのノズルから最大1600barの高圧で緻密な燃料噴射を行うピエゾインジェクターを備え、高出力でかつ低燃費化・低エミッションを実現したとする。エミッションについては、2010年に施行予定の次世代欧州排出ガス基準「Euro5」をパスするレベルという。

最高出力は224psと、堂々のオーバー100ps/リッターを達成。最大トルクは45.9kgmを、わずか1750rpmで発生する底力の強さを見せる。このトルキーなエンジンを得たA3は、その1475kgに抑えられた3ドアボディを、スタートから6.6秒後に100km/hへと届かせる。最高速は240km/hに達するそうだ。

アウディはこのエンジンを、レース用としてではなく、あくまで市販モデル用に開発した。スペックもさることながら排気音にもこだわってチューンするなど、気持ちのよい加速を味わえるクルマに仕上げたという。

エンジン以外にも、セラミックブレーキや、サスペンションやステアリングのアシスト量、ESPの作動タイミングなどをモードスイッチで任意に切り替えられる「アウディ・ドライブ・セレクト」を採用するなど、アウディの最新技術を結集した1台に仕上がっている。

(webCG 曽宮)

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