7年ぶりのフルモデルチェンジ、新型「プジョー308」発表

2008.05.08 自動車ニュース

7年ぶりのフルモデルチェンジ、新型「プジョー308」発表

7年ぶりのフルモデルチェンジ、新型「プジョー308」発表

プジョー・シトロエン・ジャポンは2008年5月8日、プジョーの基幹車種「307」シリーズを全面改良。デザインやエンジン、装備を刷新した新型「308」シリーズを発表した。


7年ぶりのフルモデルチェンジ、新型「プジョー308」発表の画像

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■よりダイナミックに

セミトールキャビンを持つハッチバックとして人気の高かった「プジョー307」が7年ぶりにフルモデルチェンジし、「308」として生まれ変わった。デザインの一新、ボディサイズの拡大に加え、新エンジンが搭載されたことが主なトピックである。

新型では、猫科の動物をイメージさせる“Feline”スタイルがさらに強調された。先代307シリーズに通じる特徴の“吊り目”“大口”はもとより、大型フォグランプの設置や、抑揚が強められたボンネットラインなど、よりダイナミックな外観が与えられた。

エンジンは、プジョー・シトロエンとBMWが共同で開発した新世代の1.6リッターターボを採用。弟分の207シリーズから搭載された同エンジンは、直噴インジェクションやツインスクロールターボチャージャーにより高出力・低燃費化を図った新世代ユニットである。2種類のチューニングが施され、スタンダード版には4段ATが、ハイパワー版には6段MTが組み合わされる。

5ドアの「308 Premium」と「308 Cielo」、3ドア「308 GTi」の3グレードからなり、価格は299.0〜355.0万円。


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■目指されたのは質感向上

「Premium」および「Cielo」と「GTi」では、デザイン面で若干の差別化が図られた。前二者は、ラジエターグリルが細かい網目の意匠となるのに対し、GTiは網目の粗いタイプが採用される。いっぽうリアは、グレードによりバンパーデザインが異なり、「Premium」のみ標準タイプが採用される。これに対し「Cielo」と「GTi」にはクロームインサート付きのディフューザーバンパーを備え、スポーティなたたずまいとした。

「Cielo」と「GTi」には大型の電動シェード付きパノラミックガラスルーフが採用される。運転席頭上から後部座席のかなりの位置まで広がるガラスルーフは、スイッチひとつでサンシェードを開閉可能。圧倒的な開放感が得られると共に、瞬時に陽を遮ることもできる。ガラス自体にもラミネート処理が施され、紫外線を99%、赤外線も86%カットするという。

新型ではインテリアの質感にこだわり、触感や快適性を大幅に引き上げたという。ダッシュボードに柔らかい素材を採用したほか、エアコン吹き出し口から香りを放つパフュームディフューザーを採用するなど、視覚から伝わらない部分にも工夫を凝らした。


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■プラットフォームは307譲り

ボディサイズは、全長×全幅×全高=4290mm×1820mm×1515mmと、307より80mm長く、60mmワイドで、15mm低くなった。全長の延長は衝突安全性を高めたためという。ホイールベースは変更がなく、2610mmのままであるが、フロントトレッドは先代より25mm広げられ、ロードホールディング性の向上を果たしたと謳われる。307のプラットフォームを基本的に継承しており、サスペンションは、前マクファーソンストラット/後トーションビームと、先代同様の形式を採用する。

1.6リッターターボエンジンは基本的に全モデルで共通となるが、3種類あるグレードのうち、5ドアの「308 Premium」と「308 Cielo」は標準スペックの140ps/24.5kgm仕様とし、それに4段ATを組み合わせる。いっぽうスポーツグレードの3ドア「308 GTi」には、排気量はそのままに出力を175ps/24.5kgmに高めたハイスペックエンジンが搭載される。こちらはトランスミッションが6段MTのみの設定となる。


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■装備充実で快適性をアップ

新設計のフロントシートは、307より取り付け位置を15mm下げ、スポーティ感をアップ。同時にシートバックの形状を改善し、リアの足元スペースに+αの余裕を生み出した。シート地は、「Premium」がファブリック、「Cielo」がフルレザー、「GTi」はレザーにファブリックを組み合わせたハーフレザータイプとなる。

リアシートは、6:4の分割可倒式。センターアームレストにはトランクスルー機能が備わっており、長尺物を車内に積載できる。ラゲッジスペース容量は348リッター。リアシートを折り畳んだ状態では1201リッターに拡大する。

装備面では、左右独立調整式のオートエアコン、iPod対応ほかMP3、WMAなど様々な音楽フォーマットに対応したCDプレーヤー、クルーズコントロール、7エアバッグシステムなどが全車に標準装備される。エアコンは、グローブボックス内やリアの足元に吹き出し口を備え、利便・快適性を高めた。AVは、標準のCDプレーヤーのほか、40GB容量のHDD式ナビゲーションをオプションで用意した。

「Cielo」と「GTi」には、さらに超音波センサーで前後方向にある障害物の存在と距離を検知するフロント&バックソナー(「Premium」はリアのみ)やバイキセノンヘッドランプを標準装備とした。

3グレードの価格は以下のとおり。
308 Premium:299.0万円
308 Cielo:345.0万円
308 GTi:355.0万円
※308 GTiには、受注生産でインテグラルレザー仕様(384.0万円)も設定される。


(webCG 曽宮)

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