第5戦、初開催のヨルダンラリーはヒルボネンが今季初勝利!【WRC 08】

2008.04.28 自動車ニュース
快走するフォードのヒルボネン(写真=フォード)
第5戦、初開催のヨルダンラリーはヒルボネンが今季初勝利!【WRC 08】

【WRC 08】第5戦、初開催のヨルダンラリーはヒルボネンが今季初勝利!

2008年の世界ラリー選手権(WRC)第5戦が、2008年4月25日〜27日、ヨルダンを舞台に開催された。
ホストタウンはヨルダンのリゾート地、死海(デッドシー)で、その周辺の山岳エリアにグラベルステージを設定。中東エリアでは初めてWRC昇格を果たしたイベントで、多くのドライバーにとって初挑戦となるなか、フォードのエースとしてフォーカスRSWRC07を駆るミッコ・ヒルボネンが終始安定した走りを披露、今季初優勝を手にした。

走行順で割りをくったソルド。トップの座を逃したが、2位でフィニッシュした。(写真=シトロエン)
第5戦、初開催のヨルダンラリーはヒルボネンが今季初勝利!【WRC 08】

■フォードの戦略勝ち

今季初開催のヨルダンで幸先のよいスタートを切ったのは、シトロエンのセカンドドライバー、ダニエル・ソルドだった。
C4WRCを駆ってオープニングステージを制すると、その後もSS2、SS3、SS4を連取し、25日のデイ1をトップでフィニッシュ。2番手にシトロエンのエース、セバスチャン・ローブが続いた。翌26日のデイ2ではSS9、SS10、SS11を制したローブがトップに浮上したものの、SS12へ向かうリエゾンで他車と接触し、そのままリタイアとなった。

この結果、再びソルドがトップに浮上したが、SS13のパンクで3番手に後退。代わってヤリ-マティ・ラトバラとヒルボネンのフォード勢が1-2体制を築いた。フォード勢はデイ3の出走順を考慮して最終ステージでペースダウンし、ソルド、ラトバラ、ヒルボネンの順番でデイ2をフィニッシュした。
翌27日のデイ3、先頭スタートの“掃除役”に苦戦するソルドを尻目に、2番手タイムをマークしたラトバラがトップに浮上、ベストタイムをマークしたヒルボネンが2番手で続いた。まさにフォードの戦略が的中する展開となったのだが、そのラトバラはSS18でサスペンションを破損し大きく後退。結局、終始安定した走りのヒルボネンが今季初優勝を獲得した。

2位は、シトロエンのソルド。スバルのセカンドドライバーとしてインプレッサWRC2007を駆るクリス・アトキンソンが3位に入賞。なお、スバルのエース、ペター・ソルベルグはデイ1でサスペンションを破損し、その日の走行を断念。再出走を果たしたデイ2では、ブレーキトラブルでコースアウトを喫しリタイアとなった。
SX4WRCのスズキ勢はエースのトニー・ガルデマイスターがデイ1でオイルパンを破損してリタイア。デイ1のコースアウトで大きく出遅れたパー-ガンナー・アンダーソンもデイ3でコースアウト、そのままラリーを終えることとなった。

(webCG)

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