【スペック】全長×全幅×全高=4705×1825×1440mm/ホイールベース=2810mm/車重=1510kg/駆動方式=FF/1.8リッター直4DOHC16バルブターボ・インタークーラー付(160ps/4500-6200rpm、25.5kgm/1500-4500rpm)/価格=419.0万円(テスト車=491.0万円)

アウディA4 1.8 TFSI(FF/CVT)【ブリーフテスト】

アウディA4 1.8 TFSI(FF/CVT) 2008.04.28 試乗記 ……491.0万円
総合評価……★★★★★

アウディの基幹モデル「A4」がフルモデルチェンジ。2車種のうちエントリーグレードにあたる、1.8リッターFFモデルの乗り味を試した。

アウディA4 1.8T(FF/CVT)【ブリーフテスト】

2つの懸念

アウディは過去、北米市場でAT車のペダル踏み違え事故が多発して、販売が低迷するといった辛酸を舐めた経験がある。今では、徹底的にその手の不備を無くし、技術の最先端を行くメーカーになった。保守に徹することなく攻め続ける姿勢もうかがえる。
気になるような欠点は、順次つぶさに改良されてきたが……未だに固執しているのが「ブレーキとアクセルを同時に踏んだ時に、エンジンを失速させる設定」だ。安全を優先しての措置と解釈できるが、そろそろすねるのを止めないと、(エンジン+トランスミッションの項で後述するように)他の危険が発生する。せめてリカバリーのレスポンスを上げるべきだ。

もう1点は、センターコンソールのボタンで操作する、「油圧式のサイドブレーキ」。サイドは、主ブレーキが失陥したときの代用ブレーキという役割もある。今のままでは反復して使いにくいし、オン/オフだけしかなく操作力を加減できない構造は、不便極まりない。他社にもこれを採用する例は増えているが、あまり広まる前に、サプライヤーの受け売りなどに惑わされることなく、アウディらしい対応を望みたい。

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