「アウディA3」のマイナーチェンジ情報をキャッチ

2008.04.25 自動車ニュース
 
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アウディが、コンパクトモデルA3に、大掛かりなマイナーチェンジを施す。さっそく新型の写真とその内容を紹介しよう。

 
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■まだまだ現役バリバリ

独アウディの発表によると、「アウディA3」はこの2008年夏に、ヨーロッパでマイナーチェンジするらしい。1996年に初代が登場したA3は、生産台数190万台を誇るヒットモデルとなり、2003年に現行の2代目にモデルチェンジ。その2代目もこの春、100万台目のモデルが生産ラインを通過したという。

振り返ってみると、現行モデルの登場から早5年が経過しているA3だが、古さを感じさせないのは、DSGの搭載(2003年9月)をはじめ、「スポーツバック」の追加(2004年)、さらにはオープン版の追加予定(関連記事)など、モデルライフを通じて話題を振りまいているからだろう。

モデルライフ中、クライマックスになるであろう今回のマイナーチェンジでは、新型A4のエッセンスを採り入れたかのような新意匠のエクステリアにはじまり、インテリアの小変更、さらにはエンジンのアップデイトなど改良点は多岐にわたる。実は、外装については日本未導入の3ドア版のほうが変更箇所が多く、ハッチゲートが新デザインに改められる。そのため公開された写真が3ドア版メインであることを予めご了承いただきたい。変更内容については日本導入が見込めるモデルを中心に紹介する。

 
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■内外装の変更箇所

エクステリアが“A4フェイス”になったという所以は、ヘッドライトにある。従来どおり、吊り目のキャッツアイを基調としながら、内部インサートが大幅に改められた。具体的にはポジションランプを役割を果たす“LEDウイング”がレンズ内に追加され、見た目の印象を大きく変えた。また、シングルフレームグリルもモディファイを受けている。

ヘッドライトとグリルの変更にあわせ、フロントまわりではボンネットやフェンダーも新デザインに置き換えられ、V字ラインをより強調したデザインとした。このほか細かなところでは、ウインカー内蔵式のドアミラーの採用、リアコンビランプおよびバンパーの意匠変更など、現行モデルのユーザーが悔しがるほどアッチコッチが変わる。

内装は、エアコン吹き出し口のリングやライトスイッチ、センターコンソールなどにアルミ“調”の加飾が施されたほか、インスツルメントパネルもリニューアルした。またステアリングホイールにも一部アルミ加飾が施されたほか、オプションでフラットボトム形状のステアリングを用意した。インテリアは、外見ほど大きくは変わらない。

 
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■7段DSGとマグネティックライドを新採用

機関面では、パワートレインとシャシーにそれぞれ新機構が採用された。欧州におけるエンジン・バリエーションは、ガソリン仕様が1.6(102hp)、1.4TFSI(125hp)、1.8TFSI(160ps)、2.0TFSI(200hp)、3.2クワトロ(250ps)の5タイプ。ディーゼル仕様が1.9TDI(105ps)、2.0TDI(140ps)、同2.0TDI(170ps)の3タイプ。このうち、1.6、1.4TFSI、1.8TFSIには、オプションで新機構の7段Sトロニック(7段DSG)が設定される(それ以外のモデルは6段Sトロニック)。

サスペンションは、TTシリーズ(やR8)で好評の「アウディ マグネティック ライド」が採用された。応答性のいい磁性流体を用い、電子制御でダンパー減衰力を瞬時に変えるこのサスペンション。任意でモードを「ノーマル」と「スポーツ」に切り替えることが可能。これは1.8TFSIより上のグレードにオプション設定される。

最後に今回のマイナーチェンジでは、高性能版「S3」(日本未導入)にスポーツバック仕様が追加されるのも紹介しておこう。S3は、2リッターターボにチューニングを行うことで、最高出力を265psまで高めたモデル。25mmダウンのスポーツサスペンションや18インチアルミホイールなど、専用の内外装パーツを採用する。

なお、A3、A3スポーツバック、S3ともに発売時期は同時期となる見込みで、欧州では今夏にもデリバリー開始となる見通しだ。

(webCG 曽宮)

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