【スペック】SL350:全長×全幅×全高=4562×1820×1317mm/ホイールベース=2560mm/車重=1825kg/駆動方式=FR/3.5リッターV6SOHC24バルブ(316ps/6500rpm、36.72kgm/4900rpm)(欧州仕様車/AMGスタイリングパッケージ装着車)

メルセデス・ベンツSL350(FR/7AT)/SL63AMG(FR/7AT)【海外試乗記】

高価なのには理由がある 2008.04.18 試乗記 メルセデス・ベンツSL350(FR/7AT)/SL63AMG(FR/7AT)

メルセデス・ベンツの最上級ロードスター「SL」。マイナーチェンジで顔つきが変わり、エンジンもパワーアップした3.5リッターモデルと、初導入となる6.2リッターのAMGモデルに試乗した。

新鮮さをアピール

現行=5代目「メルセデス・ベンツSL」のデビューは2001年。7年目となった昨今は、「そろそろフルモデルチェンジ」という声が聞こえてもおかしくない。けれども、1954年に初代モデルが誕生したSLは、それ以降の歴代モデルが“長寿”を誇ってきた。それゆえ、今回の大規模マイナーチェンジも、現行SLがようやくそのモデルライフの折り返し地点を過ぎた、ひとつの証と受け取れそうだ。

シャープなノーズエンドに丸型4灯式をモチーフとしたヘッドライトを配し、スポーツカーらしさを表現してきたのが従来型。それに比べると、新型の顔つきはマイナーチェンジと呼ぶには随分な変わりようだ。
なるほど、「Cクラス」や「CLクラス」などとの共通性を強く演じた新型のマスクは、見る人に「最新メルセデスファミリーの一員」というポイントを一瞬にして認識させる。が、スポーツカーらしいシャープな表情、という点では、従来型のマスクに軍配を上げる人も少なくないだろう。

一方、リアビューに関してはこれまで同様のイメージを強くとどめている。すなわち、エクステリアデザインでは「まずフロントマスクで新鮮さをアピール」というのが、新装なったSLの戦略なのだ。

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