「シトロエンC5」のある生活、いかが? 〜パリで特別展「C_CHIC」開催

2008.04.15 自動車ニュース
重層型ショールーム「C42」の最上階に陣取った、ワゴンモデルの「C5トゥレ」。
「シトロエンC5」のある生活はいかが? 〜パリで特別展「C_CHIC」開催

「シトロエンC5」のある生活、いかが? 〜パリで特別展「C_CHIC」開催

シトロエンの新型サルーン「C5」のフランス発売にあわせて、フランス、パリのシャンゼリゼ大通りにあるショールーム「C42」で、特別企画展「C_CHIC(Cシック)」が2008年4月8日にスタートした。

同社のC5へ寄せる期待は大きそう。なにせ、シトロエンのジル・ミシェル社長自らオープニングに駆けつけたほどなのだから!

特別企画展のオープニング挨拶をするシトロエンのジル・ミシェル社長。
特別企画展のオープニング挨拶をするシトロエンのジル・ミシェル社長。
「シトロエンC5」のある生活、いかが? 〜パリで特別展「C_CHIC」開催の画像

■ルイ・ヴィトンとともに

他の“ダブルシェブロン”たちに較べ、写真で見るニュー「C5」は個性や派手さを抑えた印象があるかもしれない。しかし、実車を目の当たりにすると、インテリアもエクステリアもエレガントで洗練された仕上がりになっているのがよく分かる。
そんなC5の「シックなデザイン」の魅力を、日常生活に浸透させようというのが、この「Cシック」展のコンセプトだ。

カーデザイナーは、クルマをデザインする際に建築やファッションなどから多くのインスピレーションを受けるという。
自家用車を持つことは日常生活の一部であり、自分の生活スタイルを表現する手段である――シトロエンは、この発想を逆転させて、「C5のデザインからイメージする生活空間を創造する」ことにした。

バッグのメーカーとして有名な「ルイ・ヴィトン」を筆頭に、著名なデザイナーやスタイリストがデザインを担当する、ガラス製品のブランド「MARIANNE GUEDIN(マリアンヌ・ゲダン)」や、イタリア有数のガラスモザイクブランド「BISAZZA(ビサッザ)」、バスルームを手がける「AQUAMASS(アクアマス)」など、各界の名だたるブランドに協力を依頼。このデザイン展が実現した。

クルマと並んで展示される、浴槽。有名ブランド「アクアマス」のものだ。
クルマと並んで展示される、浴槽。有名ブランド「アクアマス」のものだ。
「クルマ階」と「お部屋階」を縦に重ね、C5のある生活を演出する。
「クルマ階」と「お部屋階」を縦に重ね、C5のある生活を演出する。

■見るだけで「C5」がわかる

「C42」入口正面のフロアには、2007年9月のフランクフルトショーでお披露目されたカブリオレのコンセプトカー「C5エアスケープ」が、さらに、2台のセダンとワゴンタイプの「Tourer(トゥレ)」が、同ショールーム自慢の回転式展時スペースに運び込まれた。

別のフロアには、C5のシートのような本革製ソファーを置き、子供がミニカーで遊ぶ光景を床に浮かべたり(「リビング」)、クルマのシルエットと同じようにシンプルな流線型の浴槽を象徴的にレイアウトしたり(「バスルーム」)……さらに、重厚感たっぷりの「ベッドルーム」なども演出した。 くつろぎ感や、ラテンのエネルギーといったテーマが、そこかしこに表現された。

言葉や文章での説明こそないものの、その“家”の雰囲気を眺めているだけで、シトロエンのフラッグシップ「C6」に次ぐ、サルーン「C5」の位置付けが明確に伝わってくる。中上流階級者ということになろうか、よくも悪くもC5に相応しいターゲット層のイメージも浮かび上がってくるのだ。

なにより、クルマの性能よりも感性を前面に出したプロモーションに、フランスメーカーらしさが光る。自分がC5オーナーに相応しいか、そのテイストが好きか嫌いかは別にして、「クルマとライフスタイルのトータルコーディネイト」を考えるという点では、参考にできる展示だろう。

(文と写真=野口友莉/YUYU)

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