印タタ、上級SUV「スモ グランデ」を発売

2008.03.28 自動車ニュース

印タタ、上級SUV「スモ グランデ」を発売

印タタ、上級SUV「スモ グランデ」を発売

「28万円カー」で話題になったインドの自動車メーカー、タタモーターズは2008年2月に、インドで上級SUVの販売を開始した。


印タタ、上級SUV「スモ グランデ」を発売の画像

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■上級グレードは200万円オーバー

2008年1月に開催された「New Delhi Auto Expo」では、28万円カー「ナノ」の発表で話題になり、3月にはジャガー&ランドローバーの買収劇で、一躍「いまもっとも旬な自動車メーカー」になったインドの自動車メーカー、タタ モーターズ。ここまで有名になると、ほかにどのような自動車を作っているのか、ほかの車種も安いか? など、気になることが一杯だ。

そこで今回は、5〜6車種ほどある乗用車のラインナップの中から、上級SUVモデルの「SUMO GRANDE」(スモ グランデ)をピックアップして紹介したい。スモ グランデは、高級とまではいかないかもしれないが、ナノのような「安物」のイメージはなく、価格も65万3000〜74万8000ルピー(約183〜210万円)とけっして安くない。

スモ グランデは、94年に登場したSUVの「スモ」をベースに、外観を作りかえ、上級装備を奢った仕様だ。現地メディアによると、「SUMO」は、タクシー需要が多いため、スモ グランデではタクシーのイメージを払拭するために、見栄えのいい装飾を施したらしい。

ボディサイズは、全長×全幅×全高=4421mm×1780mm×1940mm。中型の3列シートSUVで、サスペンションは、フロントがダブルウィッシュボーン/コイル、リアがリジット/リーフ。日本で20年くらい前まで使われていたパッケージで、ハンドリング性能云々より、耐久性やメンテナンス性を重視した設定といえる。このあたりは価値観や道路環境の違いを想像させる部分だ。


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■国際的競争力を秘めている

グレードは3タイプあり、パワステ、エアコン、12V電源ソケット、チューブレスタイヤ、ドアオープン警報などは全車標準装備。パワーウィンドは下級グレードは設定なし、中級グレードは運転席&助手席のみ、上級グレードでは前後両席につく。上級グレードにはほかにもウッドトリム(標準仕様はシルバー)、集中ドアロック、運転席ハイトアジャスター、CD MP3プレーヤー、本革巻きステアリングなどがつく。

エンジンは、全車に排気量2.2リッターの直噴コモンレールディーゼル エンジンが搭載される。可変ジオメトリーターボを備え、最高出力120ps、最大トルク25.5kgmを発生する。

先進国のSUVと比べると若干見劣りする部分もあるが、意外に立派な外観やスペックを持つスモ グランデ。タタモーターズといえば、話題作ナノのイメージが先行しがちだが、実はナノが異色の存在で、それ以外のモデルは意外に普通。インド国内だけでなく、グローバル(特にアジア地域)にみても十分な競争力を持つ自動車メーカーといえそうだ。

(webCG 曽宮)

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