【スペック】全長×全幅×全高=4495×1810×1480mm/ホイールベース=2650mm/車重=1540kg/駆動方式=4WD/2リッター直4DOHC16バルブターボ(280ps/6500rpm、43.0kgm/3500rpm)/価格=375万600円(テスト車=449万6100円)

三菱ランサーエボリューションX GSR(4WD/6AT)【ブリーフテスト】

三菱ランサーエボリューションX GSR(4WD/6AT) 2008.03.18 試乗記 ……449万6100円
総合評価……★★★★★
ハイテク装備満載のハイパフォーマンスカー、「三菱ランエボX」。伝統的なMTに追加された、2ペダルMT「TC-SST」仕様車で、その実力を試した。

パドルが光る

「ランエボ」も10代目となり、その都度改良されてきた。当然ながら「最新こそ最良」と言える。強いて言えば、ややボディサイズは大きめながら、ファミリーカーとしても使う家庭には適度な室内寸法か。顔はやや怖い感じがするけれども、「遠くからでも確認できる」という意味では肯定できる。

今回追加されたパドルシフト車は“本来の姿”であり、魅力は倍増。すなわち、「ツインクラッチSST」の変速パドルがステアリングのポストコラムに固定されており、ハンドル操舵中であっても位置を捜す必要はない。同じ場所にあることで得られる操作性のよさは、「ハンドルと一体になって回るタイプ」がいかに不便であるかを雄弁に語る。マグネシウム製のパドルは長さも位置も丁度よく、指が触れる凹面の感触も良好。薄いわりに剛性はあって、しっかりしている。
肩をしっかり固定してくれるシートとあいまって、必要な舵角をワンアクションで与えコーナリング中は左右の手を水平に保つタイプのドライバーには、特に喜ばれる。このクルマに乗れば、肩を浮かして腕を伸ばしたまま曲がるコーナリング姿勢が、いかに不確実なものかわかるはずだ。

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